地域をつなぐ新しい食堂「やさいバス食堂」
静岡県掛川市に今春オープンする「やさいバス食堂」は、地域の人々とビジネスを結び付ける新しい形の拠点です。掛川駅北口前に設立されるこの食堂は、単なる飲食店にとどまらず、多様な機能を兼ね備えた「地域の社員食堂」としての役割を果たします。
新しい食堂のビジョンとは
「やさいバス食堂」は「誰もが、おいしい食を、あたり前に手に入れられる」社会を目指し、地域の多様なプレイヤーをつないでいきます。この食堂は、主に3つの機能を持っています。まず、飲食店を超えたコワーキングスペースとしての利用、次に地域の起業家やスタートアップ企業を支援するインキュベーション拠点、最後に地域の未来を創造するためのイノベーション拠点です。
地域食材を使った健康的なメニュー
食堂では、静岡県産の新鮮な野菜や肉、魚を使用し、健康的でおいしいメニューを提供します。ここでは、フードエリアが地域の素材を生かしたメニューを提案し、来店者にとって「食」の魅力を感じられる場所となるよう努めます。
コワーキングスペースとしての魅力
ビジネスエリアにおいては、地域の多様なプレイヤーが集まり、新たなアイデアやコラボレーションを生み出します。この空間は、起業家やフリーランスにとっての交流の場として大いに活用されることでしょう。セミナーや創業支援プログラム、料理教室やネットワーキングイベントなど、さまざまなイベントも定期的に開催され、地域の活性化に寄与します。
女性の活躍を支援する取り組み
「やさいバス食堂」では、特に女性のキャリア形成に力を入れています。柔軟なシフト制を導入し、育児や介護と仕事の両立を支援する他、調理や接客、プロジェクトマネジメントなど多様なキャリアの機会を提供します。地域の女性起業家を応援し、彼女たちが「やりたい!」を形にするチャレンジを後押しします。
地域経済の活性化に向けて
食農産業や地域の課題を解決するために、やさいバス食堂は重要な役割を果たすことを目指しています。少子高齢化が進む中で、農業や食文化における担い手不足は深刻な問題です。このような現状を打破するために、やさいバス食堂は農家と消費者、さらに地域のプレイヤーをつなぎ、新たなビジネス機会を創出し、持続可能な地域経済の構築に寄与します。
地域での未来を共に創る
「やさいバス食堂」は、地域に埋もれる貴重な人材を活かすことで、能力や想いを持った女性たちが地域社会で活躍できる機会を提供します。さらに、教育、サポート、キャリアアップのための環境を整え、地域の未来を共に創っていきます。
募集情報
現在、「やさいバス食堂」では新たな働き手を募集中です。「店舗マネージャー」「コミュニティマネージャー」「コミュニティフードクリエイター」といったポジションを通じて、地域とビジネスを結ぶ重要な役割を担うことができます。私たちと共に新しい形の食堂を創り上げていきましょう!
【やさいバス食堂株式会社について】
- - 代表者:加藤 百合子
- - 所在地:静岡県掛川市駅前4-4
- - 設立:2024年10月
- - 事業内容:飲食業、コワーキングスペース運営、起業支援・インキュベーション事業
新たな食とビジネスの拠点を、地域とともに育てていくことが「やさいバス食堂」の使命です。ぜひ、地域の力を感じながら、共に未来を描いていきましょう。