網代漁港での新たな体験 "釣り利用トライアル"
静岡県の熱海市、網代漁港北防波堤で新しい釣り体験の場が開かれます。長らく立ち入り禁止だった区域が特定の日に部分的に開放されるこのトライアルは、釣り愛好家にとっての特別な機会です。初心者でも安心して楽しめる環境が整えられ、気軽に参加できるのが魅力です。
釣り利用トライアルの詳細
「釣り利用トライアル」は、いとう漁協網代支所が主催し、一般社団法人あじろ家守舎が運営を行います。さらに、株式会社ウミゴーが技術面のサポートを担当し、安心・安全に釣りを楽しむための礎を築いています。この取り組みは、2023年に改正された「漁港及び漁場の整備等に関する法律」に基づき、海業振興を目的に開始されました。
トライアルは二部構成で計画されています。初回は、釣りと料理体験を組み合わせた内容が予定されており、釣った魚を直接調理し楽しむことで、海の幸を存分に味わえます。これらの活動は、旧網代小学校跡地の交流拠点「AJIRO MUSUBI」を基点に行われます。
第一回トライアル日程
- - 日付: 2025年11月29日(土)および11月30日(日)
- - 予約開始日: 2025年11月1日(土)
釣り利用のスケジュール:
- - 午前の部:8:30〜12:30
- - 午後の部:12:30〜16:30
参加費用
- - 大人: 1200円(半日)
- - 小人: 600円(半日)
- - 駐車場: 300円/台
予約は、スマホアプリ「UMIGO」を通して簡単に完了できます。アプリを通じた事前決済が必須ですが、スムーズに参加できるように配慮されています。
AJIRO MUSUBIの活用
今年、旧網代小学校が地域交流拠点「AJIRO MUSUBI」として再生されました。ここでは、地元の新鮮な食材を使用した食堂や、子供連れにも安心なキッズスペースが用意されています。また、魚のさばきや道具洗浄用の屋外シンクも設置され、参加者が快適に利用できる環境が整っています。
ネット予約による参加の流れ
トライアルは完全予約制で、申込者は必ず「海釣りGOアプリ」を通じて予約する必要があります。このシステムにより、釣り場の予約から支払いまで簡単に手続きができます。予約者や運営側以外の無断立ち入りは厳禁ですので、安全管理の観点からもルールを守ることが重要です。
なぜ釣りなのか?
今回は網代漁港の魅力を再発見する絶好のチャンスです。網代は、古くから「京・大阪、江戸、網代」として名を馳せ、歴史ある漁港として知られています。豊かな自然環境で育まれた地元の魚は、新たな交流や体験の中で再評価されつつあります。この取り組みは、地域の活性化や海業振興にも貢献することを目指しています。
さあ、家族や友人と共に新たな体験を楽しむ準備をしましょう!この機会に、豊かな海の幸を感じ、楽しむ貴重な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。美しい自然の中での釣り体験、そしてその後の手料理をお楽しみください!