あんこの頂上決戦!つぶ餡派の勝利を祝う
2025年6月7日から9日の間、静岡県富士市の『田子の月』にて特別な「あんこがうまい」フェアが開催されます。このイベントでは、静岡の和菓子業界における一大論争、すなわち「つぶ餡派」と「こし餡派」の投票が行われました。投票に参加したのは多くのお客様で、総投票数は5,861票。結果は、つぶ餡派が3,779票、こし餡派が2,082票と、つぶ餡派の圧勝となりました。
この戦いの結果を受けて、田子の月はつぶ餡派の勝利を祝うべく、数量限定で「トースト用あんこ(瓶入り)」の再販売を決定しました。この商品の再登場は多くのお客様から支持を受け、前回販売時にはあっという間に完売したため、大きな注目を集めています。
再販決定!トースト用あんこの魅力
このトースト用あんこは、手作りで丁寧に製造された一品で、水分が多めなつぶ餡の絶妙な甘さが特徴です。トーストされたパンに塗ると、バターやマーガリンの塩味と相まって、リッチな味わいが楽しめます。自宅でこの味わいを再現できる機会は貴重で、和菓子好きにはたまらない商品です。価格は850円(税込)で内容量は260g。数量は250個に限られているため、早めの予約が強く推奨されています。
あんこファンにとって、この商品は見逃せない逸品です。予約は各店舗で受け付けており、直接店舗に足を運んだり、電話での予約が可能です。
桃まつりで楽しむ!旬の美味しさ
また、同時に開催される「桃まつり」では、季節の桃を使用した多彩なスイーツが楽しめます。「桃のタルト」や「朝焼き黄桃パイ」、「まるごとすもも大福」など、桃の甘みを存分に楽しむことができる商品が提供されます。トースト用あんこと併せて、これらのスイーツもぜひ味わってみてください。
田子の月の素晴らしい歴史
1952年に創業した田子の月は、世界文化遺産である富士山の麓で、本格的な和菓子作りを行っています。富士山の湧き水を使用し、こだわりの素材を活かしたお菓子作りに励んでいます。創業の背景には、戦後の日本を少しでも明るくしたいという思いが込められています。また、直営の店舗は静岡県内に22軒あり、その他にも神奈川県やオンラインショップを通じても広く展開しています。
代表的な銘菓には、豆の風味を活かした「田子の月もなか」や、特製のカスタードクリームを使用した「富士山頂」などがあります。これらは、老若男女すべてのお客様に親しまれるよう、和菓子の伝統技術を大切にしながら進化を続けています。
この新たな「あんこがうまい」フェアは、和菓子の魅力を再発見し、つぶ餡派の勝利を祝うとともに、老舗・田子の月の素晴らしいお菓子を楽しむまたとない機会です。ぜひ足を運んで、特製のトースト用あんこと共に、この時期ならではのあんこ文化を堪能してください。