焼津市の石津海岸公園に新たな安全機能を提供!蓄光案内板が設置されました
静岡県焼津市に位置する石津海岸公園では、最近、新たな安全対策として蓄光案内板が設置されました。これにより、公園を利用する方々の利便性と安全性が向上し、特に高齢者にとっては、安心して楽しめる環境が整いました。
公園の特徴と設置の背景
石津海岸公園は、広々とした緑地が広がり、グラウンドゴルフを楽しむ方や散歩する高齢者を中心に、多くの地域住民が集う場所です。しかし、トイレ近くの階段は照明が不足しており、特に夜間や冬季の日没後は足元が暗くて危険でした。そこで、株式会社橋本組が実施したこのプロジェクトは、地域住民の安全を守ることを目的として進められました。
この蓄光案内板は、日中の光を吸収し、夜間に発光する特性を持っており、万が一の停電時でも避難ルートを明確に示してくれます。「いつもの散歩が安心に」そして「災害時に命を守る光」として、設置された11基の案内板は、公園内に調和しながら重要な役割を果たします。
設置の詳細
具体的には、設置されたのは、石津海岸公園のトイレ付近にある階段で、蓄光案内板が11基配置されました。これにより、周囲の暗がりでも視認性が向上し、利用者は安全に移動できるようになりました。この仕組みは、日常的な転倒防止にも寄与することでしょう。事業を担当した株式会社橋本組の代表取締役社長、橋本真典氏のコメントでも、企業としての使命感が強く感じられます。
「地域の安心は、地域の企業が守る」という言葉の下、橋本組は今後も防災・減災の観点から公共空間やインフラの安全性を高める取り組みを継続してまいります。この取り組みが成功した一因として、静岡県焼津漁港管理事務所の管理課長である天野剛志氏も、「昼夜問わず階段部分が明確に視認できるようになり、利用者の利便性や安全性が向上した」と評価しています。
まとめ
今回の蓄光案内板の設置は、焼津市の石津海岸公園にとって大きな進展であり、地域住民が安心して過ごせる環境を提供する大切なステップとなりました。災害時における安全対策の一環として、これからの生活インフラとしての役割も期待されます。今後も、このような取り組みを続け、地域全体の安全性を向上させていくことが求められています。親しみやすい公園で日々の散歩を楽しむ方々にとって、夜間の安全が確保されたことで、落ち着いて過ごせることでしょう。今後も地域の安全を支える活動に目が離せません。