新たなカントリーマアムが登場!
群馬県の特産品を活かした新しいお菓子の誕生が話題になっています。2025年6月3日、富岡シルクを使用した「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」が全国で発売される予定です。この商品は、高崎商科大学と不二家の共同プロジェクトの一環として開発され、地域の魅力と学生の創造力が融合した結果誕生しました。
プロジェクトの背景と学生たちの挑戦
プロジェクトは、2024年5月に始まり、学生47名が参加しました。彼らは群馬県の観光振興を目指し、「群馬のポテンシャルを活かした地域性のある商品」をテーマに商品企画を行いました。学生たちは、各チームに分かれ、地元の農産物や企業を調査しながら、商品のアイディアを練り上げていきました。9月には中間報告会が行われ、最終的には4チームが残り、彼らのプレゼンテーションが評価され「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」の開発が決定しました。
富岡シルクの魅力
「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」に使用されている富岡シルクは、世界遺産となっている富岡製糸場がある群馬県富岡市で生産された、極めて貴重な国産シルクです。このシルクパウダーとコクのある牛乳を組み合わせ、さらにホワイトチョコチップを加えて焼き上げたこのクッキーは、まろやかなミルクの風味を楽しめるだけでなく、なめらかな口当たりが特徴です。
小さな喜びも!ミニサイズも登場
なお、同日には「カントリーマアムミニ(富岡シルクミルク)」も発売され、こちらは手軽に楽しめるサイズのクッキーとなっており、子供たちやおやつタイムにぴったりの一品です。大小それぞれの形で、富岡シルクの魅力を多くの人に届けます。
地域を盛り上げるイベントも開催
新商品の発売を記念して、2025年5月31日には富岡製糸場で「たべる!めぐる!シルクフェス」が開催されます。このイベントでは、地元老舗菓子店とのコラボカフェや、ペコちゃんとお富ちゃんの撮影会、さらに「カントリーマアムミニ」の無料配布も行われる予定です。学びと楽しみが融合したこのイベントは、地域をより一層盛り上げる機会となるでしょう。
まとめ
群馬の素材の良さを存分に活かした「カントリーマアム(富岡シルクミルク)」は、地域性を重視した商品として期待が寄せられています。学生たちの柔軟な発想から生まれた新しい味わいを、皆さんもぜひお試しください。そして、富岡製糸場でのイベントにも足を運んで、食と地域の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。