現場情報をリアルタイムで共有する「KENTEM-Dashboard」の登場
静岡県富士市に本社を置く株式会社建設システムが、2025年10月27日に新製品「KENTEM-Dashboard」を発表します。この新しいツールは、建設現場の情報をリアルタイムで共有できるクラウド型のダッシュボードサービスです。
「KENTEM-Dashboard」とは何か?
「KENTEM-Dashboard」は、建設現場の様々な情報を一つの画面で確認し、効率的に共有できるサービスです。特に、現場事務所に設置されたホワイトボードをICT技術を用いてデジタル化することで、物理的に現場に行かずとも必要な情報を手軽に把握できるようになります。これによって、エンジニアや関係者は全員、現場のスケジュールや進捗状況、課題などを即座に確認し、コミュニケーションを円滑に進めることが可能になります。
特徴と利点
「KENTEM-Dashboard」にはいくつかの特長があります。まず、現場に関する多くの情報を一元管理するダッシュボード機能があります。この機能により、スケジュール、工事の進捗率、現場の課題、さらにはSiteBoxで撮影した現場写真とやることリストなど、様々な情報を一つのダッシュボードで確認でき、現場の「見える化」を実現します。
次に、ホワイトボードのデジタル化です。従来のホワイトボードに記載されていた情報を、クラウド上で簡単に作成・管理できます。これにより、情報をリアルタイムで更新しながら、関係者と共有できるため、予定の確認や変更がスムーズに行えます。
また、現場の進捗状況や課題をリアルタイムで確認できるため、迅速な意思決定が求められます。例えば、工程の変更が生じた場合でも、現場に出向かなくても進捗や施工状況の確認が行なえ、業務効率が大幅に改善されるでしょう。現場に行くためにかかる時間を削減できるのは、プロジェクト全体のスピードアップにもつながります。
製品概要と今後の展望
「KENTEM-Dashboard」は2025年10月27日に正式リリースされます。株式会社建設システムの公式ページには、製品情報が詳しく掲載されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。静岡の地から広がる新しい技術の提供は、全国の建設現場に革命を起こすことが期待されています。
会社について
本社が静岡県富士市に位置する株式会社建設システムは、1992年に設立され、主に建設業向けの施工管理ソフトウェアの開発・販売を行っています。数々のプロジェクトを支え、業界内での信頼も厚い同社が、新たな一歩を踏み出す「KENTEM-Dashboard」に注目です。詳細な情報については、公式ウェブサイト(
https://www.kentem.jp/)もぜひご覧ください。