スズキのSmartDB導入
2026-07-29 07:11:42

スズキの新業務基盤SmartDB導入で自動車設計が加速

スズキが自動車設計業務の改革を進める



静岡県浜松市に本社を置くスズキ株式会社は、株式会社ドリーム・アーツの「SmartDB」を新たな業務基盤として導入し、自動車設計業務の効率化を図ることを正式に発表しました。この取り組みは、2026年6月から本格的な開発段階へと移行される予定です。スズキでは、この導入により製品開発力を向上させることを目指しています。

SmartDB導入の背景



スズキは「By Your Side」をコーポレートスローガンとし、技術力と現場の力を駆使して、グローバル市場での事業展開を進めています。2025年に策定した「DX戦略」に基づき、全従業員が業務課題を自ら解決できるよう、業務改革やデジタル活用を推進。特に、自動車の設計においては、より迅速な製品投入が競争力を左右するため、デザインから設計業務へとスムーズに落とし込むことが求められています。

従来、スズキでは日本国内のIT部門と海外の子会社間で業務を分業してきましたが、オンプレミスシステムの限界が露呈し、業務の複雑化に伴う問題も見受けられました。そこで、既存のシステムがサポートされなくなるタイミングを契機に、業務基盤を刷新することを決めたのです。

SmartDBの選定理由



SmartDBが選ばれた理由は多岐にわたります。まず一つは、日本と海外子会社間の業務が同一基盤で運用可能である点。また、多言語対応でグローバルな運用に適していることも評価されました。さらに、業務部門が主体となり持続的に改善が進められるノーコード機能があるため、IT部門の負担も軽減されますし、デジタルの民主化も促進されることが期待されています。

次に、複雑な業務フロー設計に柔軟に対応できる豊富な標準機能も大きなポイントです。これにより、特別なアドオン機能に頼ることなく、システムを円滑に運用することが可能になります。さらに、機密保持が求められる自動車設計において、細かな権限設定が可能なセキュリティ機能も高く評価されています。

SmartDBによる自動車設計業務の強化



スズキは、SmartDBを用いて意匠情報管理と機種開発業務の依頼管理の二つの業務領域から導入を進める計画です。意匠情報管理システムでは、車両デザインに関わる意匠情報を安全に共有するための掲示板型情報基盤を構築し、機密性を保持しながら必要な情報を確実に要所に届けることを目です。

また、機種開発業務依頼管理システムでは、日本と海外の拠点が分業して行う業務プロセスを一元的に管理し、進行状況を可視化することで、効率的な業務遂行を支援します。SmartDBの標準機能を活かし、業務の運用負荷を軽減し、迅速な対応を可能にする環境を整備することを計画しています。

今後の展望



スズキでは、SmartDBを通じて設計業務のさらなる効率化を図り、海外子会社との協力を強化していく方針です。現場主導の改善に向けて、SmartDB Certified Specialistの認定制度を活用し、業務改善を継続的に進める体制を整備します。このような取り組みを通じて、製品開発のスピードを高め、企業競争力を向上させたいと考えています。

株式会社ドリーム・アーツは、「協創」を理念に掲げ、顧客のニーズに応えるトータルソリューションを提供しています。今後も、スズキとの連携を深め、業務デジタル化の先進的な実現を展開していくことでしょう。


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