御前崎市役所で進む多言語対応実証
静岡県の御前崎市は、行政サービスをより充実させるため、据え置き型AI翻訳機「ポケトークX」を導入する実証を行います。この取り組みは、外国人住民に対する窓口での多言語対応を向上させることを目的としています。実施期間は2026年7月23日から8月6日までで、実際の市役所窓口で運用される計画です。
導入の背景
御前崎市では、市役所の窓口を利用する外国人住民が増加しています。多文化共生が進む中で、英語や中国語、ポルトガル語等、さまざまな言語での行政手続きが必要とされる場面が多くなっています。こういった状況を考慮し、職員の語学力に頼ることなく、誰もが理解しやすい窓口環境の構築を目指すことが、今回の実証の狙いです。
ポケトークXの特長
「ポケトークX」は、全42言語に対応した据え置きタイプのAI同時翻訳機で、来庁者と職員が対面で会話しながら翻訳結果を確認できる点が魅力です。両面ディスプレイを搭載しており、スムーズに意見交換ができるため、ストレスなくコミュニケーションを行えることが特徴です。また、高感度マイクが搭載されており、精度の高い音声認識が可能です。更に、画面が自動で起動し、プライバシーにも配慮した設計となっています。
実証内容
実証は、御前崎市役所の「こども未来課」「福祉課」、そして「市民課」の窓口で行われます。各窓口にポケトークXを設置し、行政手続きや相談の際の多言語への対応状況を細かく観察します。来庁者の使い勝手や、職員の感じる効果についても評価し、今後の改善に繋げる予定です。
今後の展望
この実証を通じて、外国人住民が安心して行政サービスを利用できる環境づくりを進めます。また、得られた情報を基に、全国の自治体にも多言語対応のニーズに応じたサービスを広めていく方針です。この取り組みは、ポケトークの企業理念「言葉の壁をなくす」を実現する一助となることでしょう。
ポケトーク株式会社は、様々な場面で使える翻訳機の提供を通じて、言葉だけでなく文化をも繋ぐ努力をしており、今後の進展に注目が集まります。
さて、今回の実証がどのような成果をもたらすのか、そして御前崎市の明るい未来にどのような影響を与えるのか、楽しみですね。市役所窓口における多言語化が進展することで、地域の外国人住民がより暮らしやすくなることを期待しています。