小金井病院の革新
2026-08-20 11:39:21

革新的な転倒対策マット『ころやわマット』が小金井病院に全床導入

革新的な転倒対策マット『ころやわマット』の全床導入



静岡県浜松市に本社を置く株式会社マジックシールズが提供する衝撃吸収マット『ころやわマット』。このマットが、東京都小金井市の小金井リハビリテーション病院において、全国初の全床導入を達成したことが話題を呼んでいます。元々、200床以上の病院への導入は珍しいもので、その中でも回復期リハビリテーション病院での全床導入は初の試みです。

身体拘束と転倒対策の新たな挑戦


小金井リハビリテーション病院では、約2年前から身体拘束の最小化に取り組んでいました。この努力により、患者さんの自由な動きが戻った一方で、壁に直面しました。例えば、ベッドからの転倒や転落が増加し、年間154件の転倒が記録され、その中で骨折も3件発生しました。これは「いつ骨折が起きてもおかしくない」という不安定な状況を招いており、看護スタッフの精神的な負担も増えていました。

全床導入決定の背景


2025年の初めに、同病院は『ころやわマット』の存在を知ります。オンラインでの相談や試用を行った結果、最初は導入見送りの意見もあったものの、その後の継続的な議論を重ねた結果、2026年4月に全220床への一括導入を決定しました。「転んでもケガをしにくい」という考え方に転換が必要とされ、そのリスクを軽減する効果が導入決定の後押しとなったのです。

導入後の成果


全床導入から1か月半が経過した2026年6月の段階で、ころやわマット上での転倒事例は複数確認されているものの、骨折は発生していません。これにより、現場では「敷いていて本当に良かった」との声が多く聞かれ、リハビリ療法の場面でも患者さんの自立を促進する可能性が期待されています。

導入を推進した医療従事者の声


小金井リハビリテーション病院の看護部長・近野様は「どの患者に使用するかを考えると手間がかかるので、全床導入が理想だ」と評価します。また、医療安全管理者の渡辺様も「身体拘束を減らす方針に前向きになれる」と言い、リハビリテーション科の廣瀬様は「転倒件数が減少し、夜勤スタッフの負担軽減にもつながるのでは」と期待感を示しています。

小金井リハビリテーション病院の取り組み


小金井リハビリテーション病院は脳血管疾患や運動器疾患を持つ患者に対し、365日リハビリを行う施設です。多職種が連携し、患者の自宅復帰をサポートしています。また、これまでに600以上の施設に導入されてきた『ころやわマット』は、高齢者の転倒防止に大きな役割を果たすことが期待されています。

まとめ


全床導入に成功した小金井リハビリテーション病院は、転倒対策を進める上で新しい一歩を踏み出しました。身体拘束を最小化しつつ、患者の安全を確保することに寄与する『ころやわマット』の導入は、医療現場において大きな意味を持つ取り組みです。今後のさらなる成果に期待が寄せられます。また、マジックシールズは今後も転倒リスクを低減する製品の開発に力を入れていく方針です。


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