まん福ホールディングスの新たな挑戦
2025年10月31日、まん福ホールディングス株式会社(以下、まん福HD)は、静岡県浜松市に本社を置く「株式会社フード・フォレスト」の事業を承継することを発表しました。これにより、まん福HDは国内で13社目(海外1社を含めると14社目)の事業承継を行い、グループの事業基盤のさらなる強化を図ります。今後、フード・フォレストとともに地域に根ざした食文化の振興への取り組みが期待されています。
フード・フォレストの魅力
フード・フォレストは、「和ごはん とろろ屋」と「とんかつ八兵衛」という2つのブランドを展開。これらの店舗は、静岡県を中心に愛知県や東京都でも展開されており、全体で8店舗を運営しています。「和ごはん とろろ屋」は、健康的な献立を提供し、中高年層や女性に特に人気があります。山芋や旬の野菜を使用したメニューは、栄養バランスが良く消化にも優れている点が特徴です。
一方、「とんかつ八兵衛」は、厳選された健康豚を使用した本格的なとんかつが楽しめるお店で、老若男女問わず支持されています。両ブランドは、定食やボリューム満点なメニューが揃い、家族連れや特別な日の食事にも適しています。
新たなバリューチェーンの構築
今回の承継は、まん福HDが展開する水産加工や総菜などの事業とのシナジーを生かし、中食と外食をつなぐ新たな流れを創出することを目的としています。また、フード・フォレストの新しい社長には、東海エリア出身のメンバーが就任。地域に根ざした経営体制を強化し、さらに多様なニーズに応える体制を整えます。
代表者のコメント
フード・フォレストの代表取締役、九嶋広一氏は、まん福ホールディングスが女性オーナーから事業を承継することに深い感謝の意を表明。前オーナーが大切にしてきた「食」に対する情熱を引き継ぎながら、健康と感動をお届けすることを誓いました。
また、まん福HDの代表取締役社長、加藤智治氏は、フード・フォレストとのご縁に感謝し、飲食ビジネスにおけるさらなる成長と地域の活性化を目指す意気込みを語りました。
今後の展望
まん福HDは、今回の事業承継を契機に、食材の調達から提供までの一貫した体制を整え、健康志向市場でのブランド価値を高めるとともに、さらなる事業成長を目指します。今後、静岡県浜松市を中心とした地域への貢献が期待される中、まん福グループの歩みから目が離せません。今日も地域の食文化を支えるため、フード・フォレストは新しい挑戦を続けていきます。