医療データ提携
2026-07-15 19:17:35

医療データとAIを融合、Callistoとタウンズが提携を発表

医療データとAIを融合、Callistoとタウンズが提携を発表



医療AI開発を行うカリスト株式会社(Callisto)と、静岡県伊豆の国市の株式会社タウンズが資本業務提携を締結しました。この提携は、医療データ基盤とAI活用基盤の構築を推進することを目的としています。両社はそれぞれの強みを活かし、製薬領域への展開や海外進出を加速させる方針です。

提携の背景



医療AIと創薬AIの研究、さらには臨床研究を進展させるには、放射線画像や病理画像、電子カルテといった多様な医療データの適切な取得と加工が求められます。これにより、データを研究開発に利用しやすい形に整えることが可能になります。さらに、安全で効率的なデータ活用を実現するためには、計算資源やAIモデル、AI解析環境の運用基盤が必要です。

カリストは、国内の医療機関と協力しつつ、医用画像データセットの構築・提供に加え、創薬AIや医療AIの受託開発、技術コンサルティングを行っています。一方でタウンズは、感染症検査キットの製造・販売を行い、医療機関ネットワークや薬事・流通の面での事業基盤を持っています。両社の組み合わせにより、大規模でマルチモーダルな医療データ基盤を目指します。

提携の狙い


1. マルチモーダルな医療データ基盤の構築
医用画像、電子カルテ、検体情報を含む様々な医療データを法令に基づき、安全に整理し統合します。

2. AI活用基盤・解析環境の整備
計算資源やAIモデルを整え、医療データを高度に利活用し続ける環境を構築します。

3. 製薬領域・海外展開の加速
両社の顧客基盤を基に事業開発を強化し、国際展開を加速させます。

両社代表者のコメント



タウンズの代表取締役社長、野中雅貴氏は、中期経営計画において医療データとAI基盤の整備を掲げ、カリストとの提携を通じて今後の成長を期待しています。

「カリストは医療データを取得し、加工・解析する高い専門性を持つ重要なパートナーです。両社の強みを生かし、医療の課題解決に貢献していくことが大切です」と語っています。

一方、カリストのCEO、韓昌熙(カリス)氏は、「医療AI時代を支えるために必要な医用画像データインフラの構築を目指し、タウンズとの協力でより大きな成果を生み出したい」とコメントしています。

日本は高齢社会であり、国民皆保険制度を持っています。このため、質の高い医療データが豊富に蓄積されています。カリストは既に国内外で多くの医療機関と連携し、医用画像データを提供してきました。

今回の提携によって、医用画像や分子データを横断的に活用し、早期の病気診断と治療が可能な新たな医療データ基盤とAI解析基盤の構築が進むでしょう。

会社紹介



株式会社タウンズは、体外診断用医薬品や研究用試薬の開発・販売を手掛ける企業です。一方、カリスト株式会社は、医療AI分野での専門的な技術とリソースを有し、今後の医療革新に貢献することを目指します。両社の提携が医療分野に与える影響に、今後も注目していきたいと思います。


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