未来を創る挑戦
2025-09-30 15:48:04

中高生の未来を創造する「MONO-COTO CHALLENGE ENSHU 2025」の成功レポート

中高生の未来を引き出す「MONO-COTO CHALLENGE ENSHU 2025」



2025年8月21日と22日の2日間、静岡県磐田市にて「MONO-COTO CHALLENGE ENSHU 2025」が開催されました。主催は、株式会社ソミックマネージメントホールディングス(以下、ソミックMHD)と一般社団法人CREATION DRIVE(以下、CD)。このプログラムは、全国から集まった中高生49名が、デザイン思考を活用しながら「新しい暮らしのあたりまえ」をテーマに、アイデア創出やプロトタイプ制作、プレゼンテーションに挑む形式で行われました。

参加者の多様性と交流


特筆すべきは、参加者の約半数が県外からの参加者で、1名は国外からの参加もありました。この多様な背景を持つ仲間たちと共に行った活動は、遠州地域の生徒にとって新たな刺激となり、プログラムの内容以上に貴重な地域を超えた交流が生まれました。参加者満足度は平均9.1、さらに参加者の推薦意欲を示すNPS(ネットプロモータースコア)は63.0と、高い評価を得ました。

プログラムの背景と目的


ソミックMHDは「次世代へ笑顔をつなぐ」という理念のもと、社会課題の解決に向けた活動を進めています。またCDは、限られた中高生しか価値創造の機会にアクセスできないという問題を解決するために、さまざまなプログラムを実施しています。両社は、地方において中高生向けの価値創造人材を育成することを目的として、2024年から「MONO-COTO CHALLENGE ENSHU」を立ち上げました。

2日間のプログラム内容


このプログラムは中高生が県内外の生徒とチームを組んで、デザイン思考を学び、身近なプロダクトを進化させる革新アイデアを生み出すものです。

  • - Day 1:デザイン思考を体験し、アイデアを実際の形にするプロセスを学びます。インタビューや行動観察を通じ、得た情報を基にアイデアを育てていきます。

  • - Day 2:Day 1で考え抜いたアイデアについて、最終プレゼンテーションを行い、審査員が優勝チームを決定します。

プログラムを通じて生まれたアイデアの中で、特に注目を集めたのは「HABIBURU」というアイデアで、高校受験に向けて勉強を習慣化できていない中学生を対象としています。スマートフォンアプリを使い、勉強の目標を設定し、目標を達成することで実物の花が育ち、これがモチベーションになります。本アイデアは、成果を視覚的に楽しむことができる点で非常に評価されました。

参加者の声


プログラム終了後のアンケートでは満足度が平均9.1となり、「新しいモノコトを生み出す力が高まった」と感じた参加者は96%、「新しいモノコトを作る活動への興味が高まった」と回答した参加者は94%にのぼりました。また、参加者たちからは、他県からの仲間と協力する貴重な経験ができた、視野が広がったといった声が多数寄せられました。

「できないかもしれないと思っていたことに挑戦してみる勇気が持てた」と語る参加者もおり、このプログラムが彼らの成長に大きく貢献したことが伺えます。

今後の展望


ソミックMHDとCDは、今後もプログラムを継続的に実施し、地域コミュニティの運営を通じて参加者の成長を支えていく考えです。彼らの目標は、地域から日本、そして世界で通用する価値を生み出す人材を多く輩出することです。

開催概要


  • - 名称:MONO-COTO CHALLENGE ENSHU 2025(MCC ENSHU)
  • - 日程:2025年8月21日(木)・22日(金)
  • - 会場:浜松いわた信用金庫 磐田本店営業部棟6階
  • - 参加費:無料

この取り組みは、ただのプログラムにとどまらず、未来に挑戦する次世代のための大きな一歩となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: MONO-COTO CHALLENGE 中高生 遠州地域

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。