創業77年の新井塗装店が目指す未来の建設現場
静岡県富士市に位置する有限会社新井塗装店は、77年の歴史を持つ老舗の塗装店です。この度、私たちは「April Dream」というプロジェクトに参画し、日本の建設現場における新たな挑戦を発表しました。この挑戦において、私たちが目指す目標は、建設現場での養生作業を根本から見直し、「板で囲う」形式から一線を画すことです。
私たちの夢
一般的な建設現場では、保護のために木製のベニヤ板を使って養生を行うのが常識でした。しかし、この方法は多くの負担を伴います。重い板を運ぶ労力、設置や解体にかかる時間、廃棄処分の手間。特に人手不足が叫ばれる現代において、この作業は限界を迎えています。
私たちはこれまでの76年間、塗装業に従事し、多くの現場を見てきました。その中で、「もっとシンプルに養生ができないか?」という課題が常に頭にありました。
新たな技術の導入
その結果、私たちが採用したのが「ラップ・シールディング工法」です。この革新的な技術は、専用のシュリンクフィルムを熱で収縮させて対象物を包み込むという方法です。これにより、従来の重い板での養生に代わって、シンプルかつ効率的に保護が行えます。
この工法導入によって、設置や解体の時間を大幅に短縮でき、少人数で作業を進められるようになりました。さらに、廃材が減少し、明るく安全な作業環境が確保されるというメリットがあります。
私たちの技術は、静岡県の「新技術・新工法情報データベース」にも登録されており、公共工事における仮設防護としての安全性と効率性が認められています。2025年には新たに開発した「IARA(イアラ)シリーズ」を発表し、防炎性能を備えたシュリンク養生を提供する予定です。この製品は、長期間にわたる施工や火気管理区域でも安心して活用できるものとなっています。実際に、ある現場ではこの新施工法によって約67万円のコスト削減に成功しました(条件により異なる)。
未来への思い
私たちの目標は、単なる技術の普及ではありません。建設現場で働く人々の「重い」「大変」「人が足りない」という声をなくすことです。裏方作業である養生にこそイノベーションが必要であり、職人たちが本来の技術に専念できる環境を整えていきたいと思っています。
廃材を削減し、現場の景観を保ち、近隣住民も安心できるような建設現場を創出したい。
私たちは、「板で囲う」から「包んで守る」へというビジョンを実現すべく、塗装店としての挑戦を続けていきます。
代表の思い
代表取締役の新井隆人は述べます。「建設業界は、今、人手不足と資材高騰という困難に直面しています。少数のチームで、安全に、迅速に作業を遂行していく必要があります。そのために、現場の「当たり前」をひとつずつ変えていかなければなりません。養生を板で囲う時代は終わりにしたい。包んで守る新しい常識を届けることが、私たちの夢であり使命です。」
April Dreamについて
April Dreamは、企業が4月1日を利用して夢を発信するプロジェクトです。私たちもこの理念に共鳴し、挑戦を続けています。
私たちの取り組みが、建設業界全体に新しい風を吹き込み、働く人々の未来をより良いものにすることを願ってやみません。私たちの夢や取り組みの詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。