南伊東駅が新たな魅力を発信!
2025年3月1日、伊豆急行線の南伊東駅が株式会社チャリ・ロトのネーミングライツを取得し、駅名が「湯の街伊東の競輪場 伊東温泉けいりん」に変わります。この新たな副駅名は、伊東温泉競輪場との密接な関係を示し、地域の観光や生活の活性化を図る重要な一歩です。
セレモニーでの盛り上がり
新名称の発表に際し、2025年3月3日に南伊東駅にてセレモニーが開催されました。このイベントには、伊東市の市長・小野達也氏、伊豆急行株式会社の取締役社長・土方健司氏、そしてチャリ・ロトの代表取締役・石原洋輔氏が出席し、テープカットを行いました。出席者たちはそれぞれの挨拶をし、地域への期待を語りました。
競輪場の魅力を広げるチャリ・ロトの挑戦
チャリ・ロトの石原氏は、今回のネーミングライツ取得について「伊東温泉競輪場の認知度を高めるとともに、東伊豆エリアの住民たちに愛される場所を作ると同時に、全国の競輪ファンにも訪れてもらえるような取り組みを進めていきます」とコメントしています。
地域活性化への一環
チャリ・ロトは、伊東市全体を盛り上げることを目指して、2021年3月から伊東温泉競輪場の施設所有者となり、2024年4月からは競輪場の包括運営事業を始める予定です。また、このネーミングライツ取得を皮切りに、地域のさらなる活性化に貢献することを目指しています。
新しい駅名標デザイン
新たにデザインされる駅名標には、伊東温泉競輪場のマスコットキャラクター「ミカリン」と、女子競輪キャラクターのコンテンツプロジェクト「リンカイ!」の主人公である「伊東泉」を組み込みます。このデザインにより、駅を訪れる人々に親しみやすさを感じさせる工夫がなされています。
チャリ・ロトについて
株式会社チャリ・ロトは2006年に設立され、競輪やオートレースの分野で数々の事業を展開しています。インターネットを活用した競輪くじの販売や、競輪場の運営・管理、施設の再整備などに取り組み、地域の活性化と新たな価値の創出に貢献しています。今後も、ネットとリアルの融合を通じて地域を盛り上げる活動を続けていくことでしょう。
このように、伊東の魅力をさらに引き出す新たな試みが始まる南伊東駅。地域の方々や訪れる観光客にとって、ワクワクするスポットとなることが期待されています。競輪ファンだけでなく、伊東温泉に訪れる全ての人々が新しい形の楽しみを見つけられることでしょう。