スター精機が「メカトロテックジャパン 2025」に出展
2025年10月22日から25日にかけて、愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開催予定の日本最大級の工作機械見本市「メカトロテックジャパン 2025」に、株式会社スター精機が初めて出展します。この展示会では、最新のロボットシステムや自動化技術が紹介され、業界関係者や来場者にとっては生産プロセスの効率化に向けた大きなチャンスとなるでしょう。
スター精機が提案する自動化の最前線
スター精機は1964年の創業以来、プラスチック成型業界において直行ロボットや自動化システムを数多く提供してきました。このたびの展示会でも、同社が持つ豊富な技術と実績を生かし、高まる自動化ニーズに応えるための新たなソリューションを提案します。
展示製品の一つ、
ガントリーローダー(SGLW-807W)は、素材供給から完成品の搬出までを迅速かつ精密に自動化するロボットです。このローダーは、高性能な
3軸サーボ駆動を搭載し、前後工程の自動化にも柔軟に対応可能です。また、製品の搬送から洗浄、寸法検査、素材供給、製品ストックなど、周辺設備との連動が実現するため、生産ライン全体の効率化を図ることができます。
また、ローダーの最大可搬重量は7kgで、取り出しドライサイクルはわずか4.48秒と、スピードと精度を兼ね備えています。その上、防塵防滴対応(IP54)で、様々な環境に対応した使用が可能です。
デモンストレーションを通じて新技術を体感
展示会では、
パレットチェンジャーMとシチズンマシナリー株式会社の主軸台固定形CNC自動旋盤(BNA42SY)との連動デモンストレーションも行われます。このデモでは、工程間のスムーズな連携が実現され、自動化の可能性に新しい視点を提供します。来場者は、最前線の技術を目の当たりにすることができ、その利点を直接体験することができます。
自動化のトレンドを探る
近年、製造業界では自動化が急速に進展しています。この動きは、労働力不足や生産性向上のための必然的な流れとなっています。スター精機は、そのような市場のニーズを捉え、柔軟なレイアウト対応や前後工程の自動化を強みとし、新たな自動化ソリューションの開発に取り組んでいます。展開される技術の数々は、効率的な生産ラインだけでなく、働き方改革にも寄与するものとなるでしょう。
展示会の詳細と来場登録
今回の展示会は、以下の概要で行われます:
- - 展示会名:メカトロテック ジャパン 2025
- - 会場:ポートメッセなごや (愛知県名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地)
- - 日時:2025年10月22日(水)~25日(土)10:00~17:00
- - スター精機小間:第3展示館№3B-57
入場には事前登録が必要ですので、公式サイトからお早めに登録を行うことをお勧めします。新たな自動化技術を体験し、業界の未来を見つめる貴重な機会ですので、ぜひ足を運んでみてください。
スター精機について
株式会社スター精機は、愛知県丹羽郡に本社を置き、産業用ロボットやFA機器の開発・製造・販売を手がけています。昨今ではデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、同社は多様なニーズに応えるロボットシステムの提案に注力し、業種を問わず最適な自動化ソリューションを提供しています。自動化による生産現場の効率化を目指す同社の取り組みから目が離せません。