久能山東照宮の夜を彩る特別拝観「光彩−IRODORI−」の魅力

久能山東照宮の夜の特別拝観「光彩−IRODORI−」

静岡市の歴史深い神社、久能山東照宮。ここは、徳川家康公が祀られた重要な場所であり、7世紀に開山されたとされています。日本の三大東照宮の一つとして知られ、圧倒的な存在感を放つこの神社で、特別な夜間拝観「光彩−IRODORI−」が今年も開催されます。

伝統と現代が交差する幻想的な空間

「光彩−IRODORI−」は、古くからの伝統ある神社の夜を美しく彩るイベントです。会場全体が折り紙をテーマにした魅力的なライトアップに包まれ、訪れる人々はまるで異世界に迷い込んだかのような感覚を味わうことができます。また、空間デザインは、クリエイティブブランド「ELEMENTS」が手掛けており、アーティスト「YouRuMaru」によって幻想的な演出が加わることで、一層の魅力を引き出しています。

毎週末と祝日のみ、9月23日から12月7日までの期間限定で開催され、各日900名の入場制限がありますので、早めの予約をお勧めします。前売券はセブン−イレブンで購入可能で、オンラインでも事前予約ができます。

夜間拝観の詳細情報

この特別拝観は、18時から21時まで行われ、最終入場は20時です。入場に際しては、日本平ロープウェイ側からのみアクセスできるため、事前に予定を立てて訪問してください。また、博物館は夜間閉館しているため、拝観中の注意点を確認してからご来場ください。

チケットの価格は、子どもから大人までそれぞれ異なり、前売券は大人2400円、中学生1900円、小学生1300円、3歳以下は無料となっています。当日券も販売していますが、早めに完売することもあるため、こちらも注意が必要です。

境内の雰囲気と見どころ

夜に行われる特別拝観では、普段は見ることのできない神社の荘厳さを体感することができます。ライトアップされた境内では、心が洗われるような静かで美しい世界が広がり、訪れることで日常の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。特に、折り紙をテーマとしたデザインは、日本の伝統文化を感じさせ、多くの人々の心をつかんで離しません。

アートの視点からの体験

アート・コレクティブ「YouRuMaru」が創り出す体験型インスタレーションは、来訪者に新たな視点を提供します。「つながり」や「ながれ」といったテーマに沿ったアート作品が、神社の雰囲気に溶け込み、見る人々の心に響くことでしょう。この独自の空間演出は、訪れた人々に一生の思い出となる特別な時間を提供します。