環境に優しい鉄筋付きデッキプレート「ITECリーフデッキ」
株式会社アイ・テックは、環境に配慮した100%電炉材を使った鉄筋付きデッキプレート「ITECリーフデッキ」を発表し、BCJ評定を取得しました。これにより、持続可能な建築材料としての地位を確立しました。
ITECリーフデッキとは?
「ITECリーフデッキ」は、上端主筋、下端主筋、ラチス筋、端部補強筋から成るトラス形状のデッキプレートです。この製品は、鉄スクラップを主要原料にする電炉材を全ての鋼材に使用しており、従来の高炉材に比べて環境負荷がかなり低減されています。現場で設置の際、コンクリートを打設することでRCスラブとして一体化する特徴があり、施工の効率性が格段に向上します。
特徴と利点
環境への配慮
100%電炉材の使用は鉄スクラップのリサイクルを促進し、環境負荷の軽減にも貢献しています。製造時のCO₂排出量が低く、資源循環を実現するため、持続可能な建材としての評価が高まっています。
工期短縮と省人化
従来型の鉄筋組み作業を大幅に軽減することで工期短縮につながります。対照的に型枠解体作業が不要となるため、熟練した職人への負担も少なく、現場での作業効率が向上します。また、これにより人件費や施工コストも削減可能です。
美しい仕上がり
工場での高品質な溶接プロセスによって、均一で美しい外観を持つデッキプレートが提供されます。特に、溶接跡が目立たない仕上がりは、美的な側面でも優れています。
調達業務の効率化
他のアイ・テック製品との一括管理が可能で、デッキプランの作成や運搬、納入もスムーズになります。これにより、施工現場全体の供給管理が効率化されます。
安定した品質
工場での品質管理体系と厳格な検査プロセスにより、安定した品質のデッキプレートが提供されます。これにより、設計上の信頼性も確保されます。
開発の背景
建設業界では、熟練技能者が減少し、人手不足が問題になっている中で、作業効率の向上や、施工品質の安定化が求められています。こうしたニーズに応えるためアイ・テックは「ITECリーフデッキ」を開発しました。
「リーフ」という名称は、新たな成長と環境への配慮を象徴する意味を持っており、社内での公募を経て決定されました。月産20,000㎡の生産能力により、全国的に供給が可能です。
BCJ評定の取得と今後の展望
今回のBCJ評定は、エクストラデッキと共にRCスラブの適用が認められたもので、広範囲にわたる構造の建築物に対応できることが確認されています。これにより、「ITECリーフデッキ」の市場性はさらに拡大するでしょう。
すでに販売は開始されており、今後はゼネコン、設計事務所、建材業者に向けて本格的な営業活動を行う予定です。年間販売目標は240,000㎡とし、引き続きサイズのバリエーションや施工技術を進化させることで、業績を伸ばす計画です。
会社概要
アイ・テックは1923年に静岡県で設立され、100年の歴史を持つ企業です。鉄鋼流通や環境配慮型製品の提供を通じて、地域貢献を続けています。今後も持続可能な方法で品質の高い製品を提供し、社会的責任を果たしていく方針です。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。