脱炭素を目指す静岡の宿泊施設WEAZER第2号機が今秋登場！

静岡のWEAZER第2号機が登場！脱炭素型宿泊施設の新たな挑戦

株式会社ReSURUGA（以下、ReSURUGA）は、静岡県駿河湾広域エリアに位置するオフグリッド型宿泊施設「WEAZER」の第2号機の開発を進めています。そのための資金調達として、ReSURUGAは社債を発行し、東急株式会社や地元メディア4社が引き受け先に名を連ねています。これは、脱炭素や地方創生を促進するための新たな一歩となります。

WEAZERの概要と特徴

ReSURUGAは、鈴与商事、静岡鉄道、トヨタユナイテッド静岡、そしてARTHの共同出資によって設立されたジョイントベンチャーです。特に西伊豆地域でのカーボンニュートラルな街づくりに重点を置き、地域活性化に取り組んでいます。

第一弾プロジェクトとして開発された「WEAZER1号機」は、オーシャンビューの客室、高品質な料理、独自の「オフグリッド」システムの導入により、宿泊客から高い人気を得ており、稼働率は驚異の90%を超えています。宿泊料金は1泊15万円と高価格帯ですが、その価値は十分にあると評価されています。特に、駿河湾に沈む美しい夕日を一望できる点が、多くの宿泊客を惹きつけています。この成功を基に、WEAZERの第2号機の開発がスタートしたのです。

WEAZER第2号機の開発と計画

第2号機では、1号機とは異なり、より自由な建築設計が可能です。150㎡の建物と1,000㎡を超える広大な敷地に、1日1組だけが滞在できるプライベートな空間を提供することを目指しています。この新施設は、秋にオープン予定です。

社債を引き受けた主要メディアからは、プロジェクトへの期待が寄せられています。東急グループは、これまでの事業を通じて地域貢献を行ってきた実績から、ReSURUGAの進めるホスピタリティ産業と脱炭素の実現に共感し、投資を決定しました。

さらに、静岡新聞社と静岡放送もこのプロジェクトの重要性を認識し、駿河湾地域の魅力を最大限に活かした持続可能な宿泊施設の実現に貢献することを強調しています。地域経済の活性化、新たな雇用創出、観光客の誘致など、様々な面で期待が寄せられています。

オフグリッド型宿泊施設がもたらす未来

WEAZERは、太陽光発電や雨水利用などをベースにした自立した生活空間を提供することを目的としています。これにより、気候変動に対応する新しいライフスタイルを提案し、持続可能な社会の創出に寄与しています。現代の住宅工業から生まれた「WEAZER」という名前は、自然とテクノロジーの融合を象徴しています。

オフグリッド型居住モジュールとして、従来のインフラに依存しない新たな生活様式を実現。この取り組みは、地域の魅力を最大限に引き出し、観光振興にも大きく貢献するでしょう。

オンライン説明会の開催

さらに、ReSURUGAはこのプロジェクトに関するオンライン説明会を予定しています。関心のある方は誰でも参加可能なので、詳しい内容を直接聞くチャンスです。参加予定日やリンクは、公式サイトや関連媒体で発表されます。

このように、静岡県のWEAZERは持続可能な宿泊施設のモデルとして、地域の活性化に寄与する存在となるでしょう。今後の展開から目が離せません。