越境学習モデルの実現
2025-12-15 11:07:35

大企業と地方スタートアップの新たな協力モデル、レンタル移籍制度の活用

大企業と地方スタートアップの新たな協力モデル、レンタル移籍制度の活用



静岡県沼津市で、興味深い取り組みが進行中です。大企業である東芝テックから社員がセブンセンスマーケティング株式会社に「レンタル移籍」し、半年間にわたってスタートアップの成長を助けるという新たな試みです。これにより、静岡県内での大企業から地方スタートアップへ向けた知識と人材の循環が進み、地域のデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しています。

セブンセンスマーケティングとレンタル移籍の導入



セブンセンスマーケティング株式会社は、PCログ可視化SaaS「みえるクラウド ログ」事業を推進する企業で、地域に根ざした事業を展開しています。今回の取り組みの中心となるのは、東芝テック静岡事業所所属の石澤順一氏。彼は2025年10月1日から2026年3月末まで、セブンセンスマーケティングの執行役員CPO(最高製品責任者)として、新事業に貢献しています。

このプログラムは、ローンディール社が提供する「レンタル移籍」の一環で、大企業で働く社員が一定期間スタートアップに移籍し、実プロジェクトに参加することで互いの学びを深めるものです。大企業とスタートアップという相反する立場からの知見の交換が地域の成長をもたらす、画期的な取り組みとなっています。

石澤氏の役割と成果



石澤氏は、製造現場でのDXに関する豊富な知見を持ち寄り、セブンセンスマーケティングでは製品改善やユーザーニーズの検証、業務プロセスの最適化に取り組んでいます。彼の活動を通じて、以下のような価値が生まれています:

  • - 意思決定のスピードが向上し、少人数のチームによるプロジェクト推進が実現。
  • - SaaS開発における顧客起点の仮説検証プロセスが確立。
  • - 現場の課題を発見し、改善につなげる能力が高まった。

これにより、「みえるクラウド」サービスも、現場のニーズに基づいた機能改善や、新機能の企画検証が進み、利用企業の生産性の向上が図られています。

地域としての意義



静岡県は製造業が盛んな地域であり、現場のDX推進は重要な課題です。今回の取り組みは、県内企業間の人材や知見の循環を促進し、以下の意義を持っています:

  • - 地域内でのDX人材育成モデルの確立。
  • - 若手社員や中堅社員のキャリア形成の機会の創出。
  • - 地域産業の持続的発展に寄与する知の循環の形成。

代表者のコメント



宮田昌輝代表取締役は、「静岡県内で大企業とスタートアップの越境学習が実現したことを非常に嬉しく思います。石澤氏が持つDXの知見が、みえるクラウドの価値向上に大いに寄与しています。彼が学んだことを元に、知の循環が生まれることが期待されます」と語っています。

石澤氏の感想



石澤氏自身も「静岡での経験が、みえるクラウドの改善に活かせていることを実感しています。スタートアップでのスピード感は刺激的で、毎日が挑戦と学びの連続です。残りの期間も価値の循環を推進していきたいです」とコメントしています。

この取り組みが、今後も地域の発展にどのように寄与していくのか、注目が集まります。私たちもその成果を見守りたいと思います。


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