福一漁業がMSC漁業認証範囲を拡大
静岡県焼津市の福一漁業株式会社は、持続可能な漁業を目指し、MSC(海洋管理協議会)による漁業認証の範囲を拡大しました。新たに追加されたのは、カツオ、キハダマグロ、メバチマグロのまき網漁業で、これにより同社の認証対象は大幅に広がることになりました。
新たな認証の内容
福一漁業が取得したMSC漁業認証の最新情報によれば、2024年3月には遠洋マグロはえ縄漁業におけるメバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロの3種について正式に認証を受けました。そして、同年6月には漁船の体制が3隻に増強され、今回の認証範囲の拡大に伴い、4隻が操業する海外まき網漁業も新たに認証の対象に加わりました。過去の漁獲量から判断すると、2023年には合計22,300トンの漁獲があり、今後の持続可能な漁業に向けた取り組みが期待されています。
持続可能な漁業の重要性
持続可能な漁業は、資源の保存や海洋環境の保護において極めて重要です。福一漁業がMSC漁業認証を取得した背景には、世界中でマグロやカツオ類を扱った漁業の認証取得が進んでいることがあります。実際、2017年度には100万トン未満であったMSC認証を受けたマグロ・カツオ類の総漁獲量が、2024年度には約300万トンにまで増加すると予測されています。この背景には、小売業や水産業が持続可能な資源調達を進めていることが影響しています。
審査プロセス
認証範囲の拡大に関する審査は、2024年9月に第三者審査機関であるControl Union社によって実施されました。通常の認証プロセスに従い、ステークホルダーからのコメントや報告書の外部査読結果をもとに、厳正な審査が行われ、範囲拡大が承認されたのです。このような厳密な審査を経ることで、福一漁業の取り組みが持続可能であることが証明されています。
まとめ
福一漁業株式会社のMSC漁業認証範囲拡大は、持続可能な漁業の実現に向けた大きな一歩と言えるでしょう。日本国内でMSC認証を受けている漁業は25件に達し、各地での取り組みが活発化しています。持続可能に漁業活動を続けることは、次世代に美しい海を残すために必要不可欠です。ぜひ、今後の福一漁業の活動に注目し、持続可能な海の恵みをこれからも楽しんでいきましょう。
詳しい情報は、MSCの公式サイトや福一漁業のウェブサイトでも確認できます。持続可能な未来のため、私たちも積極的に関わっていきたいですね。