カーディナルヘルス社、新社長が就任予定
カーディナルヘルス株式会社が2025年7月1日付で社長交代を行うことを発表しました。現社長の野田良氏が退任し、営業本部長の須藤大氏が新たに代表取締役社長に就任します。
野田良氏の17年間の功績
野田氏は2008年にコヴィディエングループジャパンの代表取締役社長に就任し、17年にわたり日本の医療現場の安全性の向上に努めてきました。2018年にはアジア太平洋地域の統括プレジデントに任命され、日本をはじめ、中国、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、東南アジア、さらにはインドに至るまで広がる事業の拡大に貢献しました。
野田氏は、2021年の事業再編成後に日本法人のトップとして、袋井工場での製品開発に力を注ぎ、医療現場に即した製品を提供することで企業の成長を実現してきました。退任後は円滑な職務の移行を図ることが求められています。
須藤大氏の新たな役割
一方、須藤氏は2005年に日本シャーウッド株式会社に入社し、20年間にわたり製品とサービスの安全性に注力してきました。エンジニアとしてスタートし、様々な役職を経て、2022年から営業本部長として国内事業の成長戦略を推進してきました。
新社長の須藤氏は、今後も医療安全の向上を目指し、人々の生活を支える製品とソリューションの提供を続ける意向を示しています。
カーディナルヘルスの使命
カーディナルヘルス株式会社は、世界30カ国以上で医療機関、薬局、研究所に医療製品やデータソリューションを提供し続けており、日本では1973年に設立以来、静岡県袋井市に拠点を置き、日本の医療ニーズに応じた製品の開発、製造を行っています。
今後とも、カーディナルヘルスは医療の進化を支える重要な使命を担い、地域社会と共に歩んでいく所存です。公式情報は、
cardinalhealth.jpで確認できます。