アドビの新サービス「コンビニプリント」登場
2025年8月7日、アドビは新たに「コンビニプリント」というサービスを発表しました。これにより、ユーザーはAdobe Expressで作成したデザインを全国47都道府県のコンビニエンスストアで印刷できるようになります。
手軽な印刷体験
特に注目すべきは、このサービスが初心者からプロまで幅広いユーザーに対応していることです。Adobe Expressは、ブラウザやモバイルアプリを通して簡単に高品質なグラフィックデザインやコンテンツを手がけられるツールです。利用方法も非常にシンプルで、デザインを完成させた後、「コンビニプリント」オプションを選択すると、QRコードとユーザー番号が生成されます。
このQRコードを、全国のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、そしてポプラグループに設置されているマルチコピー機にかざすか、ユーザー番号を入力するだけで、すぐに印刷が始まります。現時点ではデスクトップ版のみの提供ですが、今後の拡張が期待されます。
幅広い印刷ニーズに対応
「コンビニプリント」は、イベント用のポスターやチラシ、飲食店のメニュー、ビジネス用途の資料や名刺など、さまざまな印刷ニーズに応じて柔軟に活用できます。多忙なビジネスパーソンや店舗経営者、クリエイターにとって、必要な時に必要な分だけ印刷できるという利便性は非常に大きいと言えるでしょう。
印刷の迅速さと簡便さは、特にイベント前の準備や、急なビジネスニーズに対応するための強力なサポートとなります。画像データを容易にコンビニに持ち込み、短時間で結果を得られるため、多忙な現代社会にマッチしたサービスです。
アドビの取り組み
アドビは、「コンビニプリント」の導入を通じて、ユーザー体験のさらなる向上に努めていくとのこと。Adobe Expressの機能拡充やサービスの向上に注力し、より多くのユーザーが利用できるようにしていく姿勢を示しています。
「Adobe Express」を使用すれば、SNS用のコンテンツやチラシ、さらには動画まで、幅広いジャンルのクリエイティブな制作が手軽に行えます。最近では、生成AI技術を取り入れた最新バージョンが提供され、商業利用としても安心なコンテンツを生成できるように設計されています。
まとめ
「コンビニプリント」は、アドビが提唱する新たな印刷の形です。今後の技術革新に期待しつつ、すでに広がり始めているこのサービスをぜひ利用してみてはいかがでしょうか。自宅やオフィス、外出先からアクセスできる手軽さを手に入れて、さまざまなクリエイティブな表現を印刷で実現してみてください。
アドビは、これからもデザインの可能性を広げるために、新たなサービスや機能の開発に取り組んでいくことでしょう。