ユニフォーム刷新で変化を
2025-06-19 11:27:52

静岡の町工場がユニフォーム刷新で見える製造業の未来

静岡の町工場がユニフォームを刷新



静岡県焼津市に位置する杉村精工株式会社は、創業77年を迎えた町工場です。このたび、半世紀ぶりにユニフォームを新しくすることを発表しました。新しいユニフォームの導入は、製造業に伴うネガティブなイメージ、いわゆる「3K」(キツい、汚い、危険)を払拭し、前向きな印象を持ってもらうための大きな一歩です。杉村精工にとってこれは、ブランディングや広報活動強化の重要な起点でもあります。

変革のきっかけ



町工場である杉村精工は、1949年創業以来、機械加工や設計、組立てを一貫して手がけてきました。しかし2年前、後継者である杉村岳が参画したことがきっかけで、社内の慣習や文化を見直す動きが始まりました。社員からは「制服がダサい」「企業イメージが古い」といった意見が挙がり、これはひとつの地方町工場に限った問題ではなく、多くの企業が抱える課題であることに気づかされました。

ユニフォーム刷新の目的



当社がユニフォームを刷新した理由は、ただ単に見た目を良くするためだけではありません。「変わらない想いで、私たちは変わり続ける」という理念のもと、お客様へのサービスを第一に考えてきた私たちですが、時代とともに変化する社会や働き方、新たな価値観に応じた企業文化を育む必要性を感じました。

今回のユニフォーム改定は、社内の雰囲気を一新し、より良い職場環境を作り出すための第一歩です。デザイン性だけでなく、実用性にも重きを置き、社員が快適に着用できるユニフォームを選定しました。導入前には試着期間を設け、現場での動きやすさ、耐久性、肌触りなどを丁寧に検証しました。

社内の変化の実感



新しいユニフォームが導入されると、社内外からも多くの反響が寄せられました。「明るくなった」「快適だ」「スタイリッシュ」など、社員の声が聞かれるようになりました。制服の変更がもたらした影響は大きく、職場の雰囲気や働く人々のモチベーションにポジティブな変化をもたらす結果となりました。

ポジティブな製造業の発信



杉村精工のユニフォーム刷新は、製造業に対するネガティブなイメージを克服し、実際の魅力や価値を発信するための第一歩です。町工場には、地方ならではの仕事や、製造業の現場のリアルを発信できる特性があります。その意義を伝え、製造業の見え方を少しでもポジティブに変える努力をしていきたいと考えています。

プレゼント企画も開催



さらに、ユニフォームの刷新を記念して、当社の公式X(旧Twitter)ではプレゼントキャンペーンを実施予定です。オリジナルのアロハ風シャツを抽選で数名にプレゼントする予定であり、詳細は公式アカウントでお知らせします。ものづくりに情熱を持つ方々にぜひご関心を持っていただきたいと思います。

会社概要



杉村精工株式会社は、静岡県焼津市に所在し、水産加工業界を支える機械部品の精密加工・設計・組立てを行っています。社員数は約30名で、長い歴史とともに、大切な価値観を持ちながら前進を続けています。今後とも、製造業の新たな地平を切り拓くために努力し続けます。


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