春の風物詩『第30回 駿府各流大茶会』
静岡市が誇る春の恒例行事、「駿府各流大茶会」が2024年4月9日(水)から14日(月)の間、静岡伊勢丹の8階大催事場で行われます。今回で30回目を迎えるこのイベントは、静岡県内の茶道愛好者が一堂に会し、さまざまな流派のおもてなしを楽しむことができる貴重な機会です。
多彩なお茶席が楽しめる
本茶会では、和室のような「本席」や屋外の茶室をイメージした「野点席」、椅子に座って楽しむ「立礼席」の3つのスタイルで、茶道を楽しむことができます。各席は1日4回の開催となっており、それぞれ異なる席主が選んだお道具や掛け軸、お花で飾られ、来る人々をお迎えします。
お茶初心者も安心の「お点前体験席」
昨年に続き、初心者向けのお茶体験もご用意しています。「お点前体験席」では、お茶の淹れ方やいただき方を実際に学ぶことができ、柔らかな雰囲気の中でお茶の魅力を感じることができます。事前の予約は不要で、当日体験席の受付に行けば気軽に参加可能です。毎日午前10時から午後3時まで受け付け、先着50名様限定で特別価格で体験できます。
各流派のお茶が一堂に
今回の大茶会には、全国でも珍しい、煎茶とお抹茶が一同に会する大規模な茶会が開催されます。参加流派は、表千家や裏千家、江戸千家などの抹茶流派、また黄檗弘風流、小笠原流煎茶道といった煎茶流派も含まれています。それぞれの流派の異なるおもてなしを体験できるのは、茶道ファンにとって嬉しいポイントです。
お得な入場券情報
呈茶券は、3席3,300円(前売り3,000円)、1席1,200円(当日販売のみ)で手に入れることができます。また、高校生以下や障がい者手帳を持参される方には当日特別割引券が600円で提供されます。前売券は4月8日まで、県内参加流派や静岡伊勢丹の6階キッチンカウンターで購入可能です。
茶道の魅力を気軽に体験
静岡の茶道文化に触れながら、春の訪れを感じるこの機会は、地域の人々や観光客にとって特別な体験となることでしょう。静かな茶室での時間を過ごすのはもちろん、カジュアルな雰囲気の中で茶の湯の楽しさを体感できるこの茶会に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。静岡市の新しい季節を感じる素晴らしいイベントをお見逃しなく!