全国建設人材協会と三島信用金庫の提携
一般社団法人全国建設人材協会(以下、全建)が三島信用金庫(以下、三島信金)と業務提携を結びました。この提携は、全国的に広がる建設業界の人手不足問題に対処するための重要なステップとなります。
業務提携の背景
全建は2013年に設立されて以来、建設業界の人材不足を受けて、職人の紹介事業を行ってきました。特に、建設現場での技能労働者の紹介を行う数少ない団体の一つとして、全国で求職者を正社員として就業に導いています。これまでに約550名の求職者を適職に導く実績があります。また、2025年11月には新たに「職人スカウト」というダイレクトリクルーティングサービスを始める予定です。このサービスは、若手人材と企業を結びつけ、建設業界の問題解決を加速させることを目的としています。
一方、三島信金は地域密着の信用金庫として、特に建設業界の中小企業からの人手不足の相談を多く受けています。そのため、これらのニーズに対して具体的な解決策を模索していました。両者の提携により、お互いの強みを生かし合い、地域企業の人材確保を促進することが可能になります。
提携による具体的な取り組み
この業務提携では、三島信金の取引先企業に対して、全建が提供する職人紹介事業と「職人スカウト」の周知・提供を行います。具体的には、以下のような取り組みが計画されています。
1.
サービスの周知:全建の職人紹介事業と職人スカウトを三島信金の取引先企業に提供し、人材不足の課題解決に寄与します。三島信金のネットワークを活用することで、サービスがより多くの企業に認知されることを目指します。
2.
カウンセリングとマッチング:三島信金の取引先には地域密着の企業が多く、全建から提供される若手未経験者や専門的な人材の紹介を通じて、地域企業の経営強化と施工品質の向上を図ります。
このように、両者は共に地域の人手不足解消へ向けた知恵とリソースを結集し、地域の発展に寄与していくことを決意しています。
全建と三島信用金庫について
一般社団法人全国建設人材協会(全建)
全建は、建設業界の多様な企業や団体が会員となり、業界の発展と改善に向けた活動を行っています。特に、技能者の高齢化や若年層の不足といった問題に取り組み、人材育成や労働環境の改善を目指しています。また、建設業務有料職業紹介事業を通じて、職人の紹介を行っている希少な組織です。
三島信用金庫
三島信金は、地域に根ざした金融サービスを提供し、地域社会の経済発展に寄与しています。「共存同栄」を理念に、企業と個人の多様なニーズに応えるサービスを展開しています。特に中小企業の成長支援に注力し、地域経済に密着した活動を行っています。
結論
今回の業務提携は、建設業界と地域企業にとって非常に重要な意味を持ちます。人手不足の解消に向けて、全建と三島信金の共同の努力が地域の発展を支えることでしょう。これからの具体的な展開に注目するとともに、地域全体が活性化することを期待しています。