新しい絵本「クラスピ」
2026-03-16 13:33:26

いじめを予防する新しい絵本『きみのとなりのクラスピ』の魅力

いじめを予防する新しい絵本『きみのとなりのクラスピ』



2026年3月19日に、株式会社世界文化社から画期的な絵本『きみのとなりのクラスピ』が発売されます。この作品は、いじめを防ぐための科学的アプローチを取り入れ、子どもたちにより良い心の在り方を育むことを目的としています。著者は、いじめを防ぐゲームやワークショップを手掛けてきたかどかわりょうへい氏、絵はイラストレーターのツダキミノ氏が担当しています。そして、公益社団法人 子どもの発達科学研究所が監修を務めています。

いじめ研究に基づいた新たなコンセプト



いじめに関する研究から、加害者がその行為を無意識に行ってしまうケースが多いことが明らかになっています。「冗談のつもりだった」、「その子が問題を起こしたから」と理由をつけて自分を納得させてしまうため、従来型の教育法には限界があるのです。そこで、『きみのとなりのクラスピ』では、これらの間違った考えを「クラスピ」というキャラクターを通して視覚化します。このキャラクターを通じて、子どもたちは自分の内面と向き合うきっかけを得て、無自覚な加害行為を防ぐことが可能になるという、新たな教育手法を提案しています。クラスピは「クラスのスピリット」という意味を持つ妖精のキャラクターです。

前向きな行動を促す「いいクラスピ」



本書には、日々のクラスの中で子どもたちを見守る「いいクラスピ」が登場します。例えば、元気に挨拶する子のそばには、「ごきげんモンキー」が寄り添い、誰かに声をかける子の近くには「おたすけヒツジ」がいます。これらの「いいクラスピ」は、優しさと温かさを根底に、クラスの雰囲気を良くする存在として描かれています。これにより、子どもたちは自ら前向きな行動を取ることの大切さを楽しみながら学ぶことができます。

様々な「こまったクラスピ」から気づく間違った考え



一方で、「いいクラスピ」が間違った考えを持つと、「こまったクラスピ」に変身します。「ごきげんモンキー」が「やりすぎモンキー」に、また「おたすけヒツジ」が「びくびくヒツジ」に変化。周囲に「こまったクラスピ」が増えてしまうことで、いじめの問題が生じることを子どもたちに理解させるのです。このプロセスを通じて、人間には間違った思考を持つ可能性があることを知り、それに気づいて改善することがいかに重要かを強調しています。

大人にも役立つ情報が満載



『きみのとなりのクラスピ』は、道徳や特別活動などの授業だけでなく、学童保育や家庭での読み聞かせにも役立つ内容です。巻末には、大人向けの情報ページも設けられており、保護者や教育者も「シンキングエラー」という概念について学ぶことができます。これは、子どもの発達科学研究所が提唱する教育手法であり、いじめ予防に役立つ要素が満載です。

まとめ



いじめは、社会問題として深刻です。しかし、本書『きみのとなりのクラスピ』のように、具体的なアプローチで子どもたちに考える力を与え、前向きな行動を促すことによって、少しずつでも予防に近づくことができます。今後も多くの子どもたちが、この絵本を通じて心を育み、より良い社会を形成できることを期待したいと思います。是非、この絵本を手に取り、子どもたちと一緒に新しい学びを楽しんでみてください。


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