自動配送ロボット
2025-05-19 11:01:33

自動走行ロボットが実現する新しい配送サービス『7NOW』が南大沢でスタート!

自動走行ロボットが実現する新しい配送サービス『7NOW』



2023年5月19日、八王子市の南大沢エリアでセブン-イレブンの商品を自動走行ロボット『LOMBY』が届ける配送サービス『7NOW』の実証実験が開始されました。この取り組みは、少子高齢化や配送人手不足といった社会的な課題を背景に、自動走行技術を利用してお買い物をサポートすることを目的としています。

自動配送ロボット『LOMBY』とは?



『LOMBY』は、2022年に設立されたスタートアップ企業が開発した自動配送ロボットです。その特徴は、セブン-イレブンの約3,000アイテムを配送可能であることです。そして、信号や横断歩道を自動的に認識し、安全に受け取り先へ届けることができます。

この技術は、スズキの電動車いすの技術を基に開発された電動モビリティベースユニットを活用しており、街中でも安定性を保ちながら走行が可能です。

実証実験の背景と狙い



南大沢エリアは、多摩ニュータウン内の丘陵地で、階段や坂道が多く、高齢化が進んでいます。そこで、地域のお客様の移動に伴う負担を軽減し、お買い物の利便性を向上させようと、南大沢スマートシティ協議会と連携して実証実験を実施しています。

この取り組みは、ロボット配送の社会的受容性やニーズを把握し、将来的には他のエリアへの展開も目指しています。『7NOW』を通じて、利用者は自宅に居ながら商品を受け取ることができ、特に高齢者の方々にとっては大きなメリットとなるでしょう。

配送の流れと注意点



実証実験では、2つのセブン-イレブン店舗を中心に、南大沢エリアの個人宅や集合住宅のエントランス周辺まで商品が届けられる仕組みとなっています。なお、ロボットによる配送を希望しないケースや混雑により配送ができない場合には、通常の配送サービスに切り替わることがあります。

未来の自動配送の可能性



LOMBYの研究開発は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の支援を受け、今後は量産に向けた準備が進められています。技術の進化とともに、私たちの生活も大きく変わる可能性があります。自動配送ロボットが普及することで、特に高齢者や体の不自由な方々にとっての買い物がより快適になることが期待されています。

まとめ



『7NOW』と自動走行ロボット『LOMBY』による新たな配送サービスは、地域のニーズに応じた先進的な取り組みです。少子高齢化社会において、さまざまなサービスや技術が私たちの生活を支える大きな助けとなることでしょう。本実証実験の進展をぜひ楽しみにしてください。


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