静岡県裾野市の人材育成を目指すパートナーシップの提案
転職サービス「doda」を運営するパーソルキャリア株式会社が、静岡県裾野市と手を組み、職員の人材育成に関する事業提案を行いました。この協業は、裾野市の人事施策改革を目指すプロジェクトであり、職員が自身のキャリアを主体的に形成するための「越境学習」をテーマにしています。
プロジェクトの背景と活動内容
パーソルキャリアは、地方自治体の人材育成や課題を考えることを目的に、裾野市が実施する「共創パートナー制度」に応募し、正式にパートナー企業として選定されました。このプロジェクトでは、裾野市の職員と共に「職員のキャリア開発」「研修体系の構築」「採用応募者数増加策」という3つのテーマに取り組みました。
2025年10月、キックオフ会を行い、5か月にわたる分析やフィードバックを経て、成果報告会を6日間前に実施しました。この提案は、2027年度からの実施を見込んでおり、裾野市の人材育成における新たな流れを生み出すことを目指しています。
具体的な提案内容
1. 職員のキャリア開発
職員に関するアンケート調査では、多くの職員がキャリア形成へのニーズが高い一方で、実際にはその機会に恵まれていない状況が浮き彫りとなりました。そこで、職員の価値観や能力を発展させるためのキャリアサポート体制を構築することが求められています。具体策としては、キャリア開発の支援やジョブローテーションと自身の価値観を紐づける仕組みを提案しています。
2. 採用応募者数増加策
裾野市は、少子高齢化により若年層の人口が減少しており、民間企業との競争が厳しさを増しています。そのため、専門職への応募者数が減少しています。この課題を解決するために、採用プロセスの見える化や、応募者に優しい試験制度の導入を提案しています。
3. 研修体系の構築
高齢化が進む中で、育成が求められる職員像の変化に対応するため、研修プログラムの充実が急務です。外部研修やケーススタディを通じた実践的な研修施策など、実務能力を高めるための具体的なアイデアをいくつか提案しています。
市長と民間企業の声
裾野市の村田市長はこの提案を高く評価し、職員の成長が市民の幸福に繋がることを期待していると述べています。また、パーソルキャリア側もこのプロジェクトが、職員が自らのキャリアを考える機会になると捉えています。
このように、パーソルキャリアと裾野市の共創は、地域の人材育成に大きな影響を与える可能性を秘めています。今後も両者が手を携えて取り組む姿勢が求められます。静岡県裾野市が提案するこの人材育成プロジェクトが、地域社会の新たな価値創造につながることを期待しましょう。