三生医薬が公開したPRISMA2020準拠の新たな原料リスト
静岡県富士市に本社を置く三生医薬株式会社は、機能性表示食品の制度改正に備え、47種類の原料と67種類の訴求をまとめたリストを公開しました。このリストは、2025年4月1日に施行される新たなルール、即ちPRISMA2020に準拠したシステマティックレビューの必須化に向けたもので、OEMパートナーを選ぶ上での重要な参考資料となります。
制度対応の重要性
健康食品やサプリメント市場は日々変化しており、特に機能性表示食品に関する規制も厳しくなりつつあります。2023年9月のガイドライン改正では、PRISMA2020に従ったシステマティックレビューが義務化され、これに対応することが今後の競争力を左右するポイントとなります。三生医薬は、この新たなルールに迅速に対応し、OEMパートナー選定を支援する体制を整えました。これにより、機能性食品の企画から販売までの一貫したサポートが可能になります。
PRISMA2020対応済み原料の一例
新たに公開されたリストには、以下のような原料が含まれています。
- - ラフマ抽出物: 睡眠改善、フェムケアとしての利用が可能。
- - GABA: ストレスケアの成分として、100mgの摂取が推奨されています。
- - ヘマトコッカス藻色素: アイケアの機能性があり、視覚の疲れを軽減することが報告されています。
これらの成分は、消費者にとって魅力的な製品づくりをサポートし、さらにOEMメーカーにとっては新たなビジネスチャンスの創出につながるでしょう。
幅広いヘルスクレームに対応
三生医薬が取り扱う原料は多岐にわたります。具体的には、認知機能や肝機能、ダイエット、美肌、腸内環境の改善など、様々なヘルスクレームに対応したものが揃っています。この豊富な原料のラインナップは、OEMパートナー選定の際の大きな強みと言えます。
今後の施策について
三生医薬の執行役員、マーケティング本部長の杉浦瑞枝さんは、「今回の制度改正は、私たちOEMメーカーにとっても新たな挑戦です。制度の変化はお客様のチャンスに変える支援を行っていきます。」とコメントしています。このような明確な姿勢が、今後のビジネスにおける信頼感をさらに高めることでしょう。
ご相談窓口の案内
三生医薬では、OEM企画提案が無料で行えるため、構想段階から製剤設計、試作、量産、届出の支援までワンストップで対応しています。また、新制度に伴う自己点検や届出様式の変更に関する問い合わせも受け付けています。
まとめ
この新しい原料リストは、機能性表示食品市場における「選ばれる製品づくり」のスタート地点とも言えるでしょう。三生医薬は、今後もさらなる企業成長と顧客満足の向上に向けた取り組みを進めていく意向です。制度の改正をチャンスと捉え、高品質な製品を提供し続けていきます。これからの健康食品の市場にご期待ください。