エムステージグループがフジEAPセンターを子会社化
株式会社エムステージグループ(東京都品川区)は、静岡県静岡市に本社を置く株式会社フジEAPセンターの全株式を2025年7月1日付けで取得し、連結子会社とすることを発表しました。この動きは、エムステージグループが掲げる「持続可能な医療の未来をつくる」というビジョンを実現するための重要なステップです。
エムステージグループのビジョンと事業内容
エムステージグループは2003年の創業以来、ヘルスケア、医療人材、医療経営の3つの領域で事業を展開し、日本の医療課題に真剣に取り組んできました。特に、フジEAPセンターのEAP(従業員支援プログラム)事業との連携を通じて、地域企業に対する医療と健康関連のサポートを強化します。
フジEAPセンターのEAPサービスとは
株式会社フジEAPセンターでは、電話やオンラインを利用した相談サービスだけでなく、企業への訪問や移動相談室による面談にも対応しています。そこでは多様な専門家―臨床心理士や精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントなど―が企業の従業員を支援します。
健康経営トータルサポート
この連携により、エムステージグループは産業保健体制、健康診断、メンタルヘルス対策という3つの柱を基に、会社全体の健康経営を支援するトータルソリューションを提供します。法令対応はもちろん、潜在的なリスクを減らすための仕組みづくりに向けた具体的な戦略を企業規模や業種に関わらずサポートします。
フジEAPセンターの会社概要
株式会社フジEAPセンターは、2003年に設立され、静岡県静岡市に本社を構えています。主に従業員支援プログラム(EAP)事業を展開しており、教育セミナーや経営コンサルタント業務、コンプライアンス支援を行なっています。これらのサービスは、地域の企業がより良い職場環境を実現するための重要な役割を果たしています。
エムステージグループの会社概要
一方、エムステージグループは純粋持株会社として、様々なビジネスを展開しています。産業保健支援事業や医療人材サービスなど、医療と健康に関する総合的な支援を行っており、時代の変化に対応した多角的なアプローチが特色です。
この子会社化によって、エムステージグループのヘルスケア事業はさらに強化され、静岡県を含む東海エリアにおける健康経営の推進に貢献することが期待されています。地域社会の福祉向上を目指す両社の連携が、今後の医療や健康管理活動に新たな価値を提供することでしょう。