GeoChatで林業を支援
2025-05-16 14:33:23

GeoChatが『緑の雇用』研修教材に採用!林業の安全を支える最新技術

GeoChatが『緑の雇用』研修教材に掲載



株式会社フォレストシーが開発した通信端末「GeoChat」が、全国森林組合連合会の「緑の雇用」事業の研修教材に採用されることが発表されました。この事業は林業の担い手を育てることを目的としており、2025年4月から使用される予定です。

GeoChatの特長



GeoChatは、特に携帯電話の電波が届かない森林の中でもテキストメッセージや位置情報、SOS信号を送受信できるユニークなデバイスです。この端末は、専用のアプリと連携し、独自の通信規格である「GEO-WAVE」を利用してデータのやり取りを行います。音声通話はできませんが、幅広い機能を持つこの端末は、屋外作業を行う中での安全性を高める役割を果たします。

GEO-WAVEの技術背景



GEO-WAVEは、LPWA(Low Power Wide Area)技術の中でも、陸上での移動局に適した無線規格です。この技術により、広範囲にわたって安定した通信が可能となり、林業の現場でも高い信頼性を持つことが実現されました。林業従事者が森林で作業するときに特に必要な、安全に関する情報共有や緊急通報が簡単に行えることが特徴です。

フェーズフリーな活用



地域の通信インフラとしても機能するGeoChatは、日常生活でも使用できるため、非常時にも役立ちます。この考え方は「フェーズフリー」と呼ばれ、通常の生活の中で使われている技術やサービスを、そのまま緊急時にも利用できるようにする取り組みです。これにより、地域住民が日常的に使用する通信ツールを、必要なときにすぐに活用できるメリットがあります。

地域防災EXPOへの出展



2025年7月2日から4日まで、東京ビッグサイトで開催される「自治体・公共Week2025 地域防災EXPO」に出展することが決まりました。この場では、GeoChatを中心に、地域防災のための実用的なIoT通信インフラを紹介します。

展示ブースでは、実際に山間部での用途を視覚的に理解することができる大型ジオラマも設置予定です。通信の仕組みやGeoChatの活用事例について、詳しい説明を行いますので、ぜひ足を運んでみてください。

展示会概要


  • - 展示会名: 自治体・公共Week2025
  • - 開催期間: 2025年7月2日(水)~4日(金)10時~17時
  • - 会場: 東京ビッグサイト(南2ホール)
  • - ブース番号: 10-1(第4回地域防災 EXPO)

来場するには事前の登録が必要ですので、興味のある方は公式サイトから登録を行ってください。地域の安全を守るために、GeoChatの活用をぜひご確認ください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: GeoChat 林業 緑の雇用

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。