ヤマシタ四川省進出
2026-03-12 10:03:52

ヤマシタが中国四川省に介護用品レンタル事業を展開

ヤマシタが中国四川省に介護用品レンタル事業を展開



介護用品のレンタルと販売を行う株式会社ヤマシタは、四川省成都市に新たに「山下福至(成都)健康管理有限公司」を設立しました。この会社は、同社の中国市場での展開を統括する子会社であり、四川省民政局が推進する高齢者向け介護用品レンタル制度のテスト事業に参加することになります。事業開始は2025年11月の予定で、翌月にはショールームも開設され、地域社会へのサービス周知活動が行われます。このようにヤマシタは、中国の南西部にも新たな足場を築き、今後の成長を目指しています。

中国の高齢化と介護ニーズの高まり



中国では1979年から2014年にかけて施行された「一人っ子政策」の影響もあり、高齢化が急速に進行しています。2022年のデータによれば、65歳以上の高齢者は全人口の約15%を占め、特に上海市ではその比率が約28%に達しています。このような状況下において、中国政府は高齢化社会への対応を国家戦略として推進し、介護用品の購入やレンタルの支援を拡充する方針を示しました。

この背景の中、ヤマシタは国内で40年にわたる介護分野のノウハウを活かし、2020年には上海に拠点を設け、介護用品のレンタルや販売を行ってきました。その後、天津市でのテスト事業を経て、中国市場への本格的な参入を果たしました。

四川省でのテスト事業



介護ニーズが高まる中で、四川省では2025年に「四川省福祉用具レンタルサービスに関するテスト事業」が始まります。これは、四川省内の8つの都市で2年間にわたって行われ、その後全21市に拡大される予定です。ヤマシタの「山下福至(成都)」は、このテスト事業の一環として徳陽市と資陽市での取り組みにも参加します。

洗浄センターとショールームの設置



四川省内の各市と成都間の距離を考慮し、ヤマシタは成都市郊外にレンタル用品の洗浄やメンテナンスを行う「洗浄センター」を設置します。これにより、利用者は常に清潔で安全な用具を使用できる環境が整います。また、2025年末にはショールームも開かれ、介護用品を実際に見たり触れたりするスペースが提供されることで、サービスへの理解が深まります。

ヤマシタの企業情報



ヤマシタは1963年に創業し、「正しく生きる、豊かに生きる」を企業理念に掲げています。介護用品レンタルや販売、リネンサプライ事業を中心に業界内での地位を築いており、2030年には売上850億円を目指しています。近年はデジタルトランスフォーメーションに力を入れ、既存事業の向上と新たなビジネス領域への進出を図っています。

未来に向けた挑戦



中国南西部への事業展開は、ヤマシタにとって新たな挑戦であり、急速な高齢化社会の中でのニーズに応える重要な一歩です。介護用品とサービスの質の向上を目指し、地域社会と連携しながら安心して利用できる環境の整備に努めていくことで、ヤマシタのさらなる成長が期待されています。


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