日米サミットの旅
2025-10-26 22:19:22

日米リーダーシップ・サミットが描く未来のビジョン〜大阪から静岡、東京へ〜

日米リーダーシップ・サミットが描く未来のビジョン



2025年10月、日米姉妹都市協会(JUSSCA)主催の「日米リーダーシップ・サミット」が大阪を皮切りに静岡、山梨、東京の4都道府県で開催されました。これは、アメリカのカリフォルニア州からの16名の市長や議員を含む訪問団が日本の友好都市との関係を深め、SDGs(持続可能な開発目標)に基づいた未来へのビジョンを模索するイベントです。

万博の熱気の中で—大阪



サミット初日、大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka)での訪問団は、最新の技術や国際的な刺激を受けながら、早速議論を開始しました。特に「スマートシティ」というテーマが話題となり、各地域の課題と未来のビジョンがテーブルに乗せられました。夜には、大阪市内のホテルにて、府内の市長たちとのレセプションが開かれ、積極的な意見交換が行われました。

JUSSCAの小山田真会長は、このサミットの意義を強調し、姉妹都市間での交流の歴史を振り返りつつ、持続可能な関係の構築を目指す考えを示しました。一方で、訪問団の各市長からは大阪の温かい歓迎とエネルギーに感動したとのコメントも寄せられました。初日のプログラムを通じて、万博の展示を楽しむだけでなく、地域の可能性を広げる貴重な機会となりました。

富士の麓で—静岡・山梨



続いて、新幹線で静岡と山梨に移動した訪問団は、地域の自然と資源をテーマにしたイベントに参加しました。特に「米倉山グリーン水素施設」の視察が行われ、再生可能エネルギーや水素技術についての興味が集まりました。ここでの出会いにより、バークレーのイシイ市長は医療機器への水素の応用に関する議論を深め、一層の協業可能性へと繋がっていきました。

東京・国連大学での知の交差



サミットの最終日、東京・国連大学で行われた本会議では「AI & Smart Cities for a Sustainable World」というテーマのもと、日米両国の知事や専門家たちが集まりました。技術の進展と地域間連携が都市の未来の発展に与える影響について多様な視点から議論が交わされました。小池百合子東京都知事は、東京グリーンビズやAI戦略などの取り組みを紹介し、地域が地球規模の課題に取り組む必要性を訴えました。

また、サミットの閉会を飾った文化イベントでは、着物ショーやジャズの演奏が行われ、参加者同士の絆を深めるひとときになりました。サミット全体を通じて「地域から世界を変える」という理念が響き続ける中、日米の地方同士の新たな関係の構築が期待されています。

今後への期待



今回のサミットは、過去70年を振り返りつつ、未来のビジョンを描く貴重な機会となりました。日米間の地方が手を携え、持続可能な未来を実現していくための道筋がしっかりと示されたのです。これからの交流が、さらなる地域間連携と発展に繋がることを期待しています。


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