MORRISチェアがiFデザインアワード2025で評価を受けた理由
昨今、インテリアデザインにおいて注目されるアイテムの一つ、MORRISチェアが、この度iFデザインアワード2025を受賞しました。この賞は、世界中から集まった約11,000件のエントリーの中から、131名以上のデザイン専門家によって選ばれた優れたデザインを称えるものです。特に、MORRISチェアが評価されたのは、そのデザイン性と機能性が見事に融合した点です。
MORRISチェアの魅力
MORRISチェアは「見て・触れて・心が動く」というテーマを大切にし、芸術的な美しさと実用性を併せ持つ一脚として設計されています。この椅子は、私たちの日常生活に彩りを添えることを目的に作られており、そのデザインには、まるで花をいけるような気持ちが込められています。
起立木工が手がけるこの作品の最大の特徴は、その優美な曲線です。従来の直線的なデザインを排除し、自然界にインスパイアされた形状がどの角度から見ても美しく感じられるように工夫されています。また、快適な座り心地を追求し、細やかな設計が施されています。
iFデザインアワードについて
iFデザインアワードは、ドイツのハノーバーを本拠地とし、1953年から世界中の優れた工業製品を評価するために設立されました。これは、レッドドット・デザイン賞やIDEAとともに、世界三大デザイン賞の一つとされています。iFデザインアワードは、プロダクト、パッケージ、コミュニケーション、サービスデザイン、建築、インテリア、プロフェッショナルコンセプト、UX、UIなど、9つの分野から選考されています。
起立木工について
MORRISチェアを製作した起立木工株式会社は、1921年に設立され、静岡県静岡市に本社を構えています。彼らは、時代のニーズに柔軟に対応し、製品のデザインにおいて高い技術力を発揮してきました。細部にまで妥協しない姿勢でモノづくりに挑戦し続けることで、質の高い製品を提供し、優れたデザインと実用性の両立を追求しています。
工場の現場は一体となって生産活動を行い、手にしたくなるような繊細なフォルムには、本質的な美しさが息づいています。MORRISチェアは、使用する人々に愛着を深めさせ、心に響く存在を目指しているのです。
デザイナーの紹介
MORRISチェアのデザインを手掛けたのは、田邊耕治氏です。彼は1984年に生まれ、家具メーカーでの経験を経て2020年に独立し、「PLOW DESIGN」を設立。静岡を拠点にプロダクトデザインを行い、作り手と使い手の双方に配慮した最適なデザインの提案を目指しています。また、2021年からは静岡デザイン専門学校の非常勤講師としても活動をしており、次世代のデザイン教育にも貢献しています。
まとめ
MORRISチェアは、そのデザイン性と機能性が評価され、iFデザインアワード2025を受賞しました。この椅子は、日常生活における特別な存在として、これからの暮らしに彩りを与えてくれることでしょう。起立木工の挑戦と田邊耕治氏のデザイン哲学が生み出したこの作品を、ぜひ一度体験してみてください。