切削加工の革新
2025-10-20 11:43:37

切削加工業界に革新!斜め穴部品の対応が2025年開始

切削加工業界に革新をもたらす斜め穴部品対応



機械部品調達の最前線で活躍するAIプラットフォーム「meviy(メビー)」を展開する株式会社ミスミグループ本社は、2025年10月20日より、切削加工における新たなサービスとして斜め穴部品への対応を開始します。この取り組みは、自動車や産業機械、ロボット業界といった多岐にわたる分野での活用が期待されており、従来のボトルネックを解消する画期的なものです。

斜め穴部品とは?



斜め穴部品とは、斜面に対して垂直に開けられた穴を持つ部品を指します。これらの部品は、例えば自動車のエンジンや産業機械の組み立てにおいて不可欠な存在であり、さまざまな設計に対応したものが求められています。しかし、これまで斜め穴部品の調達は、複雑な紙図面の作成を必要とし、多くの手間と時間を費やすことが課題でした。さらに、多軸加工機や専用治具を持つ加工業者に限られていたため、供給が不安定で納期も長くなることが多かったのです。

要望に応えた新サービス



今回、メビーが斜め穴部品への対応を開始する背景には、顧客からの強い要望がありました。多くの企業が「meviyで斜め穴のある部品も調達できるようにしてほしい」と声を上げていました。この要望に応えるため、ミスミはシステムの開発を行い、斜め穴部品の自動見積もりを実現しました。これにより、従来長時間を要していた調達プロセスが大幅に短縮され、最短で3日後には部品を手に入れることが可能になります。

新サービスの詳細



新たに提供する切削加工(角物)サービスの概要は以下の通りです:
  • - リリース日: 2025年10月20日
  • - 対象サービス: 切削加工(角物)
  • - 追加サービス: 斜め穴
  • - 対応サイズ: 450×250×70
  • - 対応材質: 鉄、アルミ、ステンレス、樹脂(ベークライト除く)
  • - 納期: 最短3日目出荷

このサービスは、特に多忙な生産現場において、生産性の向上に大きく貢献することが期待されています。

meviyの利便性



meviyは、3DデータをアップロードすることでAIが迅速に見積もりを提供し、最短1日での出荷を実現しています。これまで発生していた部品調達に関する非効率を解消し、業界内で4年連続で国内シェアNo.1を獲得するなど、そのサービスへの評価も高まっています。さらに、海外市場への展開も進めており、部品調達におけるDXの促進を通じて、グローバルな時間価値を提供しています。

デジタルモデルシフトと未来



ミスミグループは、デジタル技術を活用してものづくりのプロセスに革新をもたらし続けています。2000年には業界初のインターネット注文サービスを導入し、部品選定から発注までをウェブで完結させる仕組みを構築。その後も、高度なデジタル製造システムによって、ものづくりの効率化を進めてきました。今回の「得ミスミ、楽ミスミ」は、設計・調達プロセスのDX化を通じて、より効率的でクリエイティブな仕事に取り組むためのサポートを目指しています。

まとめ



斜め穴部品への対応開始は、ミスミがものづくりの未来を切り開く大きな一歩です。お客様が求めるニーズに応え、サプライチェーン全体の効率化を進めることで、持続可能な成長と生産性向上を促進します。今後のミスミの取り組みに、ますます目が離せません。


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