スピード開発で業界をリード!三生医薬のADCに迫る
静岡県富士市に本社を構える三生医薬株式会社は、東京・品川に位置する試作体感スタジオ「ADC(Application Development Center)」で、サプリメント業界の新たな風を巻き起こしています。ADCは、サプリメントの開発を支援し、顧客企業の競争力向上に貢献することを目的としています。
ADCとは何か?
ADCは、消費者ニーズの多様化や市場競争の激化に対し、製品の開発をスピーディーかつ柔軟に進めることを可能にする空間です。サプリメント市場では、特に「味づくり」や製品仕様の調整に時間がかかるため、ADCはその場で試作・評価・修正を行う“共創型”のアプローチを採用しています。
開発スピードと納得感の両立
三生医薬のADCでは、顧客企業との対話を重視し、ニーズに応じた迅速な開発を実現。具体的には、1製品あたりの開発期間が平均86日間短縮されたことが報告されています。このスピード感と品質を両立させるアプローチは、競争が激しいサプリメント市場において、大きな強みとなります。
ADCの成功事例
ADCの活用事例として、ダイエットコーヒー「フィルカ グリーンコーヒー」の開発が挙げられます。この製品の開発では、1日で14パターンの試作を行い、理想の味に至るまでのプロセスが報告されており、その様子は当社のオウンドメディアでも紹介されています。ここでは、ADCの強力な開発力がどのように発揮されたのかを詳しく知ることができます。
開発期間短縮の実績
ADCがもたらした具体的な成果として、以下のような数値が挙げられます。累計で400件以上の製品開発支援を行い、80件以上の商品が市場に投入されるまでになりました。顆粒・錠剤・ソフトカプセル・ゼリーなど、様々な剤形にも対応しているため、多様なニーズに応えることが可能です。
特に、6製品で26検体の風味試作をわずか1日で完了させ、約8か月もの開発期間を短縮することに成功した例もあり、ADCが提供する開発プロセスの効率性は高く評価されています。
滝口景介のコメント
ADCの運営責任者である滝口景介氏は、「ADCは、お客様の“こうしたい”という気持ちを、スピード感を持って具現化する場所です。上市された80件という成果は、信頼関係によるものです。今後も、業界の進化に寄与できるよう努めていきます」と述べています。
今後の展望
三生医薬では、ADCの機能をさらに強化し、製品開発ニーズの多様化と高度化に対応していく予定です。商品アイデアの創出支援から、原料評価、リモートでの立会い、販促支援に至るまで、開発から上市後まで一貫したサポートを提供することを目指しています。
ADCがもたらす新たな製品開発の革命によって、サプリメント業界はこれからも進化し続けることでしょう。