静岡の魅力を詰め込んだ「東海道サイダー」が評価され受賞
静岡県島田市に本社を置く木村飲料株式会社が、2025年に開催される「第21回ガラスびんアワード」において、リリー・フランキー賞を受賞したことが発表されました。この賞は、日本ガラスびん協会が主催しており、毎年数多くのガラスびん製品の中から、優れたデザインや機能性を持つ商品が選ばれます。
受賞理由
木村飲料が受賞した「東海道サイダー」は、その独特なラベルデザインが高く評価されました。浮世絵の名作『東海道五十三次』を基に、静岡県内の宿場を1本ずつ描いた全20種類のラベルが特徴です。尚、サイダーのボトルサイズはちょうど飲み切れる量で、シンプルなデザインにかわいらしい水色が絶妙な印象を与えています。これにより、特に海外から訪れる観光客に対して、サイダーを通じて日本の文化を体験してもらいたいとの思いが込められています。
ガラスびんアワードの背景
ガラスびんアワードは、デザイン性や機能性、環境性など、多角的な視点から審査が行われる業界最大級のイベントです。2023年12月から2024年12月までに発売されたガラスびん商品が対象で、多くの優れた製品を世に広めることを目的としています。審査には審査委員長のリリー・フランキーさんや、フリーアナウンサーの富永美樹さん、さらにモデルでライフスタイルクリエイターの未来リナさんが参加しており、彼らの厳正な審査が行われました。
日本ガラスびん協会とは
ガラスびん協会は、ガラスびんの利用促進や情報の提供などを目的に設立されており、東京都新宿区に本部があります。会長は野口信吾氏で、ガラスびんの利点を広く知ってもらうための活動を行っています。詳しい情報は公式ホームページ(
日本ガラスびん協会)をご覧ください。
木村飲料株式会社について
木村飲料は、1953年に設立されて以来、静岡県島田市を拠点にラムネ、サイダー、酎割り用サワーといった清涼飲料水の製造・販売を行ってきました。現在は各地の観光地やサービスエリアなどで「ご当地サイダー」の展開や輸出業務にも力を入れており、30か国以上に商品を届けています。特に北米や欧州で人気を博している日本の伝統的な飲料「ラムネ」は、多くの現地店でも販売され評価されています。
会社概要
- - 会社名:木村飲料株式会社
- - 所在地:静岡県島田市宮川町2429番地
- - 代表者:木村英文
- - 設立年:1953年
- - 事業内容:清涼飲料水および酒類の製造・販売
公式ウェブサイトでは、商品情報やECショップ(
木村飲料ECショップ)へのリンクが掲載されています。また、報道に関する問い合わせ先も記載されており、関心のある方は直接問い合わせることが可能です。
木村飲料の「東海道サイダー」は、静岡の文化と思いを乗せた特別な飲料です。この機会にぜひその美しさと味わいを体験してみてはいかがでしょうか。