徳島のATMが進化
2025-03-03 10:56:15

地元の言葉でお出迎え!徳島のファミリーマートに新しいATMが登場

徳島県内で新たに始まったイーネットATMの音声案内は、地元の方言を用いたものです。この試みは、株式会社イーネットと阿波銀行が協力して、地域に密着したサービスを提供することを目的にしています。具体的には、3月3日からファミリーマートやその他の設置店舗で、徳島の特色を活かした挨拶が行われるようになります。

この音声案内は、徳島大学の村上敬一教授の監修のもと、阿波銀行の行員が音声を担当しており、地域の方言による温かいおもてなしの心を大切にしています。ATMの設置エリアは北東部、南部、西部の3つに分かれており、それぞれ特有の言葉でお客様を迎えます。

北東部では、徳島市や鳴門市といった地域で、-「いらっしゃいませ、よーきたなー」と声をかけ、「ありがとう、またきてよ」とお見送りを。南部の阿南市や小松島市では、「こんにちは、よーきてくれたなー」と言い、最後に「またきてよ」と確認しています。また、西部の阿波市や吉野川市では「いらっしゃいませ、よーきてくれたなー」と語りかけ、「ありがとう、またきーよー」と、地域の人々が使う方言で温かく客を迎えます。

徳島県内のファミリーマートだけでも58台、ハローズ4台、MEGAドン・キホーテ徳島店に1台、徳島健生病院売店に1台、合計で64台のATMが設置されています。これにより、地域の皆様が利用しやすく、また親しみやすいサービスを提供することができています。

この取り組みは、イーネットが2012年に沖縄県から始めたご当地言葉に基づくATMサービスの一環であり、徳島県は19番目の展開地域となります。これまでに沖縄県、宮崎県、高知県、石川県など19都道府県で実施されており、全国のご当地の魅力を伝えています。

加えて、イーネットATMの上部にはデジタルサイネージが設置されており、地域の名所の写真と共にご当地言葉の紹介が行われる動画が流れています。この映像を通じて、訪れる人々に更なる地域の魅力を伝えていく姿勢を大切にしているのです。

この新しいATMサービスを利用しながら、ぜひ徳島のあたたかい人々とその文化を体感してください。地域に根ざしたサービスが、ますます地元の魅力を引き立ててくれることでしょう。


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