転んでも安心!忍者ガールズが実証する新しい衝撃吸収マット「ころやわ®」
静岡県浜松市に本社を構える株式会社Magic Shieldsは、2025年5月8日から10日に開催される「SusHi Tech Tokyo 2025」において、転倒時に強い衝撃だけを吸収する新素材を用いた次世代衝撃吸収マット「ころやわ®」を出展しました。最近大きな話題となっているこのマットは、転倒による怪我を予防する革新的なアイテムです。
転んで強い衝撃が加わると柔らかくなる
「ころやわ®」は、700パターン以上の試作を経て開発されたメカニカル・メタマテリアルという新素材です。このマットは高齢者が転んでしまった際の衝撃を和らげることを目的にしています。なぜなら、転倒による骨折や怪我は、健康寿命を短縮する重大なリスクだからです。
展示会では、この特性を忍者ガールズがダンスで実証しました。強い衝撃を受けつつも、痛みを感じることなく軽やかに踊る姿に、多くの来場者が驚く場面が見受けられました。実際の体験を通じて、観客もその性能を体感できたため、多くの感動の声が上がりました。
忍者パフォーマンスで注目
ダンスパフォーマンスには、3人のプロダンサーが女性忍者に扮し、床に打ち付ける振り付けを交えながら演じました。彼女たちのパフォーマンスは、強い衝撃がある状況でもマットが柔らかくなることを見事に実証しており、観客を魅了しました。特に、悪役忍者として登場した代表の下村明司氏が、何度も転倒する中でも楽しそうに踊りきる姿は印象的でした。
SNSキャンペーンも大盛況
「ころやわ®」のプロモーションとして行われたSNSキャンペーンも好評を博しました。来場者がマットの上で転んだ後の笑顔の写真をSNSに投稿することで、浜松名産の最高級「うなぎパイV.S.O.P.」をプレゼントという内容でした。これにより参加者の間で、「転んで笑顔になる」というキャッチフレーズが広まりました。
高齢化社会のリスクに挑む
日本国内では年間約100万人、全世界では約2000万人が転倒による骨折を経験しています。過去20年間でその数は増加の一途をたどっており、転倒事故の防止は社会的な課題となっています。「ころやわ®」は、医療費や介護の負担を軽減する重要なソリューションとして期待されています。2024年からはセンサーを内蔵したモデルも展開される予定で、転倒を未然に防ぐ新たな道も提案しています。
代表者の経歴と「ころやわ®」の成り立ち
「ころやわ®」の発明者である下村明司氏は、元ヤマハ発動機のモータースポーツエンジニアです。これまで数々の安全性向上のための発明に取り組んできた実績を持っています。「ころやわ®」もその理念を色濃く反映した製品であり、より安全な社会の実現に向けたアプローチとなっています。
未来を担うプロジェクト
「SusHi Tech Tokyo 2025」は、環境問題や高齢化社会といった現代の課題に対して最新の技術を駆使して解決策を提案する国際的なイベントです。「ころやわ®」はその中で、特に注目されるテクノロジーとして認識されており、来場者に新たな価値を提供しています。高齢者に優しい社会の実現に向けて、「ころやわ®」を通じた取り組みは今後も続いていくことでしょう。