ライダーの聖地「152INN」
2025-05-02 09:45:31

浜松に誕生したライダーの聖地「152INN」が空き家再生の新たな一歩

浜松に誕生したライダーの聖地「152INN」



静岡県浜松市天竜区二俣、ここはバイク愛好者の新たな拠点となる宿泊施設「152INN」が位置する場所です。この施設は、かつて駐車場のなかった築56年の空き家をリノベーションして誕生しました。運営を手がけるのは株式会社Sweets Investmentで、彼らはこれまでにも空き家の買取と再生に取り組んできた企業です。今回のプロジェクトは、地域の空き家問題の解決だけでなく、地域経済の活性化も目指しています。

一日一組限定の特別な宿泊体験



「152INN」は、一日一組限定で提供される宿泊施設です。ライダーに特化したこの宿は、国道152号線沿いにあり、バイク旅を楽しむ方々にぴったりの場所です。宿泊者は、屋内に配置された専用ガレージを利用することで、愛車と共に快適な時間を過ごすことができます。

秘密基地のようなデザイン



この宿の魅力の一つは、「秘密基地」のような居心地の良い空間設計です。一階には、愛車を眺めながら食事が楽しめるダイニングエリアがあり、床は約10cm下がっていることで、バイクとの距離感が絶妙です。合わせて、昭和レトロな雰囲気が漂う二階の宿泊空間は、畳や障子といった伝統的な要素があり、長旅の疲れを優しく癒してくれます。

ライダー目線のたくさんのこだわり



「152INN」では、ライダーが快適に過ごせるための工夫が施されています。インナーガレージは防犯面も考慮されており、雨の日でも安心して愛車をおけます。また、宿泊者には「おすすめツーリングルートマップ」が提供され、国道152号線を中心に多様な観光スポットを巡ることができます。ここには、自然や文化、そして地域の歴史を感じられる場所が点在しています。

地域の再生と新たな役割



「152INN」は、単なる宿泊施設ではありません。このプロジェクトは、空き家を「地域に人を呼び込む装置」として再定義しました。空き家が抱えるネガティブなイメージを払拭し、訪れる人々に新しい価値を提供する場所へと生まれ変わったのです。

本田宗一郎の故郷、それが二俣



この宿がある二俣は、「ものづくりの町」として有名で、世界のHONDA創業者・本田宗一郎氏の出生地でもあります。町内には、彼の足跡を辿れる「本田宗一郎ものづくり伝承館」や、秋野不矩美術館、さらにはアニメ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の舞台にもなった場所もあり、観光にも嬉しいロケーションです。

地域との融合を目指して



「152INN」ではただ宿泊することだけでなく、地域の文化や人々と触れ合う体験を重視しています。地元商店や飲食店と連携した「ライダー歓迎特典」を設ける予定で、町を歩きながら地域の一部として楽しむことができるように配慮されています。ここでは、宿泊者が単なる訪問者ではなく、地域の一員として喜びあふれる体験をすることができるのです。

空き家から生まれる未来



「空き家のその先」を見据えたこのプロジェクトは、ライダーだけでなく、地域全体に新たなストーリーを生み出す場所となっています。この宿で愛車や仲間とともに語らい、地域の人々と触れ合いながら、自分だけの物語を紡いでいくことができるのです。この宿泊体験によって、一体どんな新しい旅が待っているのか、楽しみが尽きません。

施設情報



  • - 名称: 152INN(イチゴーニイン)
  • - 所在地: 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1560-5
  • - アクセス: 天竜浜名湖鉄道「二俣本町駅」徒歩6分
  • - 宿泊開始日: 2025年5月1日から
  • - 料金目安: 1泊4名で38,000円前後(曜日・時期により変動あり)
  • - 定員: 最大10名
  • - 予約方法: 公式サイトや今後予定のAirbnb、Booking.comで受付

まとめ



空き家が新たな宿泊体験へと変貌を遂げ、多くのライダーたちを迎える「152INN」。これを機に、地域の再生とともに、自分自身の旅のストーリーを見つけてみてはいかがでしょうか?


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