レイズネクストが導入した熱交換器自動洗浄技術の革新
レイズネクストが熱交換器自動洗浄技術を導入
レイズネクスト株式会社は、最新のプラントメンテナンス技術を導入したことを発表しました。この技術は、熱交換器の自動洗浄機を使用するもので、国内初の試みとして注目を集めています。2025年12月にはENEOS川崎製油所で実際の洗浄作業を行い、その成果を示しました。
新技術の背景
熱交換器は、異なる温度の液体や気体が熱を交換する重要な設備です。しかし、運転中に内部に汚れが蓄積されるため、その定期的な洗浄が欠かせません。これまでの手作業による洗浄作業は、作業に伴うリスクや効率の悪さ、技能者の減少という課題がありました。そこで、レイズネクストは自動内面洗浄機の導入を検討しました。
自動洗浄機の特徴
新たに導入された自動内面洗浄機は、海外メーカー製で、国内での導入例はレイズネクストが初めてです。この機械は、事前に熱交換器のチューブ配列を学習する機能を備えており、リモコン操作による遠隔・自動洗浄が可能です。この革新的な技術により、作業者が高圧水に接触するリスクを大幅に減少させ、安全な作業環境を提供しています。
また、この自動洗浄技術は、洗浄の品質を均一化し、ヒューマンエラーの発生を減少させることに貢献します。特に、建設業界全体が直面している人手不足への対応としても期待されています。
効率化の成果
当社はこれまで、プラント定期修理工事の効率化を目指して様々な改善を進めてきました。内面自動洗浄機の導入によって、従来の手作業と比べて作業時間が最大20%短縮されています。このことは、プラントの稼働停止中に行われる作業の工程を短縮し、品質向上にも寄与しています。
今後の展望
レイズネクストは、2025年度からスタートした第3次中期経営計画において、「RAIZNEXT X CHALLENGE」をテーマに、メンテナンスの機械化をさらに推進します。これにより、技術的な改善を進めつつ、より多くの現場にこの自動洗浄機を本格的に導入していく予定です。
会社概要
レイズネクスト株式会社は、神奈川県横浜市に本社を置き、さまざまな産業分野において専門的なエンジニアリング業務やコンサルティング業務を展開しています。従業員数は1,691名、設立は1938年と、長い歴史を持つ企業です。プラントや設備のメンテナンスにおいて、安全性や効率性を追求し続けています。
この自動洗浄技術は、レイズネクストの新たな挑戦の一環として、さらなる進化を続けることが期待されています。今後も、同社の技術革新から目が離せません。