静岡のリバティー、Airbnb Partnersに参画し観光支援を強化

株式会社リバティー（本社：静岡県静岡市、代表取締役：福原良佐）が、世界的な宿泊予約プラットフォームであるAirbnbJapanが創設したビジネスコミュニティ「Airbnb Partners」に新たに参加することを発表しました。この取り組みは、静岡県内の小規模宿泊施設が持つ地域の魅力を国内外にさらに広めていくために行われます。

創業から40年の歴史を誇るリバティーは、直営リゾート施設の運営を経験しており、これを活かして全国の宿泊施設や地方自治体、観光協会との連携を強化しています。具体的には、2025年3月に沖縄支店を、同年9月には岡山支店を開設し、新たな事業展開を計画中です。これによって地域観光の活性化を進めることを目指しています。

サポート体制の中心「あすなろ」と「すけさんサポート」

リバティーの支援システムには「経営支援システムあすなろ」と「すけさんサポート」があります。あすなろは、PMS（Property Management System）を用いて、宿泊予約から会計までを効率的に管理します。このシステムでは、OTA（Online Travel Agency）との連携も実現し、宿泊施設の在庫調整やダブルブッキングを防ぐことができます。

一方、すけさんサポートでは、OTAの登録や運用代行を成功報酬形式で提供しています。これにより宿泊施設の運営者は、顧客対応や接客に集中できる環境を整えられるのです。さらに、料理提案や収益改善のための建築コンサルティングサービスも提供し、地域の宿泊施設に付加価値を加えるサポートを行っています。

また、すけさんサポートには伝統文化を体験できる宿泊プランを企画する取り組みも含まれており、これは地域文化の保全につながります。これらのプランはAirbnbへの登録から発信までを一貫してサポートし、持続可能な観光の発展にも寄与します。

Airbnb Partnersとは

Airbnb Partnersは、Airbnb Japanによって設立されたビジネスコミュニティで、2018年から運営されています。このコミュニティには、2025年3月時点で185の企業・団体が参加しており、多様な企業や団体が協力することで、ホームシェアリング市場の成長を目指しています。新しいアイデアやプロジェクトが生まれる場所として、日々活動が行われています。

リバティーの参画により、地域の魅力を最大限に引き出す取り組みが期待されており、観光業がますます盛り上がることが予想されます。リバティーの今後の展開に注目です。