新規事業リーダー育成
2025-04-22 10:55:22

ヤマハ発動機とグロービスが新規事業リーダー育成プログラムを開始

イノベーションの源泉としてのリーダー育成



2025年3月から開始される新規事業創造リーダー育成プログラムは、ヤマハ発動機株式会社と株式会社グロービスの共同プロジェクトです。静岡県磐田市を拠点とするヤマハ発動機は、その技術力を活かし、多様な分野でのイノベーションを促進するために新しいリーダーを育成します。このプログラムには、ヤマハ発動機を含む11の企業が参加し、様々な業種の視点を融合させた新たなビジネスモデルの創出を目指しています。

プログラムの背景



近年、競争が激化するグローバル市場では、新たな価値を生み出す事業が求められています。しかし、多くの企業はイノベーションを推進する人材不足に直面しています。さらにSDGs(持続可能な開発目標)への企業の取り組みが求められ、社会的責任を果たしつつ新たなビジネスチャンスを開くことが必要になっています。このような状況に応え、リーダーシップを発揮できる人材の育成が急務となっています。

本プログラムでは、異業種の参加者が共同で学ぶことで、柔軟で新しい視点を持つリーダーを育成し、グローバルなビジネス業界における新たな可能性を探ります。受講生は多様な業界からの成功事例や失敗事例を用いながら、自らの問題解決能力を高め、新規事業推進に必要な判断基準を構築していくことが期待されています。

プログラムの詳細



この育成プログラムには、ヤマハ発動機、花王、小野薬品工業、セガサミーなど、11社から新規事業開発を担う担当者が集まります。プログラムの主な内容は以下の通りです。
  • - 顧客視点体験:市場のニーズに基づく新たな手法を磨きます。
  • - 現代アートセッション:クリエイティブな発想を刺激するための活動です。
  • - 講演会:スタートアップ企業や有識者からの講演を通じ、実際の事例を学びます。
  • - グループディスカッション:新規事業の質を高めるための議論を行います。

会場は、横浜市のシンフォステージを中心に、都内各所で実施され、2025年8月までの間に月2〜3回の頻度で行われる予定です。

最後に



このプログラムを通じて、グロービスとヤマハ発動機は、日本の企業における新規事業創造を加速させるだけでなく、多様な学びと知見を提供する場を構築していきます。将来的なイノベーションリーダーの誕生が期待されるこの取り組みが、日本経済全体に与える影響にも注目が集まります。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: ヤマハ発動機 グロービス 新規事業

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。