韓国の人気小説『不便なコンビニ』が日本のローソンで販売開始
韓国で170万部以上の売上を誇るベストセラー小説『不便なコンビニ』シリーズが、2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位にランクインし、ついに日本でも楽しめるようになりました。この作品は、2023年6月21日に初版が発売され、続編も今年の2月に本邦初訳として刊行されたばかりです。
『不便なコンビニ』シリーズとは?
『不便なコンビニ』とその続編『不便なコンビニ2』は、ソウルの寂れたコンビニを舞台に、心に傷を抱える人々の絆と再生を描いたオムニバス形式の物語です。物語は、元教師のヨムさんが運営するコンビニALWAYSで、さまざまな悩みを持つ客たちと出会いながら、独孤(トッコ)というホームレスの店員との絆を深めていく様子を描いています。
物語は、個々の人物が抱える問題やコロナ前夜の厳しい状況を背景に、愛と慰めをもたらす人間関係を描写しており、温かくユーモラスなタッチで表現されています。これにより、読者は自身の悩みを少しでも軽減するヒントを得られることでしょう。
販売店舗とオリジナルメッセージ
この作品が販売されているのは、ローソンの書店併設型店舗です。具体的には、「ローソン・スリーエフ」の9店舗と「ローソン マチの本屋さん」の16店舗、合計25店舗で取り扱われています。これらの店舗では、著者キム・ホヨン氏のオリジナルメッセージも掲示されているので、訪れる価値ありです。
販売店舗一覧
- 大磯国府店
- 綾瀬上土棚店
- 海老名杉久保店
- 厚木毛利台店
- 南橋本店
- 上溝番田店
- 相模原富士見町店
- 保土ヶ谷駅ビル店
- 鎌倉台店
- 鴨居駅東店
- 狭山南入曽店
- 日立駅前店
- 向ヶ丘遊園南店
- 碧南相生町三丁目店
- 神戸ジェームス山店
- 江津敬川店
- 田子町店
- 石巻相野谷店
- 越前芝原店
- 岐南町伏屋五丁目店
- 立山町役場店
- 相武台前南口店
- 滑川森林公園駅前店
- TXアベニュー守谷店
- 内子五十崎インター店
世界的に話題のKヒーリング小説
『不便なコンビニ』は、韓国での成功を受けて、ウェブトゥーン化や舞台化もされています。さらに、10カ国以上で翻訳出版されており、今年6月には英語圏での発売も予定されています。また、この作品が「Kヒーリング小説」という新たなジャンルを生み出すきっかけにもなりました。
この作品を通じて、小さな日常の中にある人と人との温かい関係を感じながら、心の癒しを体験してみてはいかがでしょうか。ぜひ、近くのローソンに立ち寄って、心温まる物語を手に取ってみてください。