屋外自動搬送『eve auto』が注目を浴びた国際ロボット展2025
2025年12月、東京ビッグサイトで開催された「国際ロボット展2025」にて、株式会社eve autonomy(イヴ・オートノミー)が屋外自動搬送ソリューション『eve auto』を展示した。この展示イベントは、物流や製造業の自動化に興味を持つ多くの来場者を惹きつけた。
セッションと来場者の反応
eve autonomyのブースは、多くの質問や関心を集める場となり、「屋外でも本当に安定して走れるのか?」や「既存の構内レイアウトを変えずに導入できるか?」といった具体的な疑問が寄せられた。これにより、当社は具体的な運用事例を交えながら、実際の利用シーンを来場者に伝える機会を得た。
応用事例のプレゼンテーション
さらに、ヤマハ発動機と連携した展示では、スカラロボットとのコラボレーションを通じて屋外自動搬送の概念やeve autoが解決可能な問題、そして実際の導入事例について、セールス&マーケティング部長の龍がプレゼンテーションを行った。この機会に、参加者からは「まずは全体像を知りたい」といった声から「具体的な導入条件について相談したい」といった多様な興味が見受けられた。
展示した機能の紹介
展示内容には、次のような参考機能も含まれていた。これにより、来場者は現場で役立つ機能を具体的にイメージしやすくなっていた。
- - 自動連結機能: 牽引作業の自動化を進め、台車との連結作業を自動化することで、作業負担を軽減。
- - 後方安全機能: 自動運転中に障害物や人を検知し、安全を確保するために自動で停止する機能。
- - 幅寄せ機能: 荷受けや荷渡し作業をスムーズにするため、車両が壁際に割り当てられる位置に自動で停止。
来場者の声
実際に展示を見た来場者からは、以下のようなポジティブな反応が寄せられた。
- - 「屋外自動搬送を具体的にイメージできたことは非常に新しい体験だった。」
- - 「構内を大きく変更せずとも導入できそうで、実現可能性を感じた。」
- - 「連結が自動化されることで、作業負担が大幅に軽減されるだろう。」
未来に向けての展望
今後、eve autonomyは屋内外を問わず、人と共存できる自動搬送システムをテーマに、現場に沿ったサービスを継続的に提供していく計画だ。来場者からのフィードバックを基に、機能の向上およびサービスの改善に注力していく。
自動搬送の新しい可能性
eve autoは、特に屋外環境に強い特性を持っている。段差や坂道、さらには雨や日射の影響を受けやすい環境でも安定した運用を実現する。現在、全国で約60拠点、90台以上のシステムが稼働しており、どのような条件下でもスムーズな搬送を実現している。
自動搬送を進化させる「eve auto」は、全ての「働く」に新しい価値を提供し、人々の生活を豊かにするための一歩を着実に踏み出している。私たちと共にこの新しい未来を迎え入れよう。