社会課題解決を目指す
2025-06-19 12:03:19

静岡のMagic Shieldsがインパクトスタートアップ協会の正会員に加盟

Magic Shieldsの新たな一歩



株式会社Magic Shields(マジックシールズ)は、静岡県浜松市に本社を持ち、「転んでも立ち上がれる世界を作る」という理念のもと、高齢者の転倒による骨折を未然に防ぐための革新技術を開発しています。このたび、同社はインパクトスタートアップ協会(ISA)の第6期正会員として加盟したことを発表しました。

インパクトスタートアップ協会とは?


ISAは、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させるスタートアップのネットワークです。政財官と連携し、ポジティブなインパクトを与える企業の成長を支援し、より良い社会を目指しています。ISAの活動は、「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱で行われています。Magic Shieldsの加盟は、同社のビジョンである「社会へのポジティブなインパクトを与えたい」という思いが反映されています。

高齢者の転倒骨折とその対策


近年、高齢者の転倒による骨折が急増しており、2000年以降その数は2倍に達しました。毎年100万人以上の方々が転倒骨折を経験しており、これは本人だけでなく家族や社会全体にとっても重大な負担になります。Magic Shieldsはこの社会課題の解決に取り組むべく、独自の新素材「ころやわ」を開発しました。この素材は、歩行中は硬くて転倒しにくく、転倒時には柔らかく衝撃を吸収し、骨折のリスクを軽減します。

「ころやわ」の技術的な革新


「ころやわ」は、メカニカル・メタマテリアルを用いた新しい構造です。これにより、歩行時の安定性と転倒時の衝撃吸収性の両立が実現しました。この技術は、医療機関や福祉施設、さらには個人家庭に向けて提供され、多くの人々にとって重要な役割を果たします。Magic Shieldsは、これを活用することで、すべての人が骨折の心配をせず、自分の意思で自由に動ける社会を作ることを目指しています。

今後の展望


Magic Shieldsは、インパクトスタートアップ協会の理念に賛同し、他の会員企業と共に社会課題の解決に向けて活動を進めていきます。超高齢化社会を迎える中で、同社の技術はますます重要になるでしょう。「転倒骨折をゼロにする」という強い目標を掲げ、今後も積極的に新しいソリューションを提供していく姿勢を見せています。

このように、Magic Shieldsは技術の力を用いて、より良い未来を切り開く挑戦を続けています。静岡の地から発信されるその取り組みは、全国に広がりを見せることでしょう。


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