静岡県立美術館で開催する特別企画展
2025年1月25日から3月23日まで、静岡県立美術館にて「生誕140年記念 石崎光瑤」展が開催されます。この特別展は全国規模で行われる初めての大回顧展であり、北陸以外での開催は初めてです。
展覧会の見どころ
展覧会では、石崎光瑤の初期から晩年にかけての代表作が一堂に集められます。豪華な展示内容が目を引き、特に《燦雨》(1919年)や《白孔雀》(1922年)の六曲一双屏風をぜひご覧いただきたいです。
さらに、金剛峯寺奥殿の襖絵20面が特別に展示される予定であり、通常は見ることのできない貴重な作品が並びます。その中でも特に注目すべきは《雪嶺》(1935年)の寺外初公開です。他にも、石崎光瑤が伊藤若冲に感化を受けたことを反映した特別展示として、静岡県立美術館が所蔵する伊藤若冲の《樹花鳥獣図屏風》もご覧いただけます。こちらの展示は1月24日から3月23日までの限定です。
展覧会の開催情報
- - 会期:2025年1月25日(土)~3月23日(日)
- 前期:1月25日~2月24日
- 後期:2月26日~3月23日
- - 会場:静岡県立美術館(静岡市駿河区谷田53-2)
- - 観覧料:一般1,400円、70歳以上700円、大学生以下無料
- - 休館日:毎週月曜日
関連イベント
展覧会に合わせて、様々な関連イベントも予定されています。
- - 記念講演会「石崎光瑤 至高の花鳥画をもとめて―その生涯と画業-」
- 講師:渡邊一美(南砺市立福光美術館学芸員)
- 日時:3月9日(日)14:00~15:30
- 会場:当館講堂
- - 館長美術講座「日本画家はなぜインドをめざすのか」
- 講師:木下直之(館長)
- 日時:3月2日(日)14:00~15:30
- 会場:当館講堂
- - 美術講座「光瑤が古画に学んだこと―若冲を中心に」
- 講師:石上充代(学芸課長)
- 日時:2月15日(土)11:00~12:00
- 会場:当館講座室
- - フロアレクチャー:学芸員による解説が行われます。日にちは1月25日、2月11日、3月8日、3月16日、いずれも11:00からです。
アクセス情報
- - 電車:JR「草薙駅」からバスで約6分
- - シャトルバス:静岡駅からはタクシーで約20分、またはバスで約30分
- - 自家用車:静岡ICから約25分
- 駐車場は美術館周辺にございます。
まとめ
静岡県立美術館での「生誕140年記念 石崎光瑤」展は、様々な貴重な作品を一度に見ることができる貴重な機会です。ぜひ一度足を運んで、石崎光瑤の魅力をご体感ください。詳細は公式ウェブサイトをチェックしてください。
静岡県立美術館。