株式会社トヨコーが東証グロース市場に上場
静岡県富士市に本社を構える株式会社トヨコーが、2023年3月28日に東証グロース市場に上場することを発表しました。インフラメンテナンスの領域において革新をもたらす同社は、これまで数多くの老朽化した橋梁や構造物の維持管理を行い、その信頼性と技術力を証明しています。
「キレイに、未来へ」のミッション
トヨコーは、「キレイに、未来へ」というミッションを掲げ、急速に進行するインフラの老朽化に立ち向かっています。特に、近年では世界最高峰の出力を誇る5.4kWの高出力レーザーを使用したサビ・塗膜除去装置「CoolLaserⓇ」の開発に力を入れています。
この技術は、従来の手法よりも効率的かつ環境に配慮したメンテナンスを実現します。さらに、老朽化したスレート屋根に特殊な樹脂をコーティングする「SOSEI(ソセイ)」事業も推進しており、気候変動への対応に寄与することが期待されています。
新たなテクノロジーで現場の未来を育む
トヨコーは、かつて工事会社としての経験を活かし、現場の課題解決に取り組んでいます。「3K(キツい、汚い、危険)」を「3C(CooL、Clean、Creative)」に変える新たなテクノロジーを開発し、担い手確保にもつなげています。これは、人口減少が進む中でも、ますます増加するインフラメンテナンスのニーズに応えるため重要な一歩です。
現場での作業環境を改善することは、未来の世代に安心・安全な構造物を引き継ぐための基盤を築くことにもつながります。トヨコーは、全国のメンテナンス工事会社と協力し、持続可能な社会の形成に向けた活動を続けていくことでしょう。
コーポレートサイトのリニューアル
上場に伴い、トヨコーはコーポレートサイトのリニューアルも実施しました。新たなサイトでは、同社の技術や事業内容、ミッションがより分かりやすく紹介されています。トヨコーが目指すインフラの未来をぜひ、Webサイトで確認してみてください。
トヨコーの公式サイトはこちら
今後もトヨコーの取り組みから目が離せません。インフラ維持の新たなスタンダードを確立する同社の挑戦に、ぜひご注目ください。